TSUKUMOのBTO PCブランド「eXcomputer」と言えば、その豊富なラインアップが魅力の1つ。ゲーミング向けの「G-GEAR」シリーズは、最近では動画の録画・ライブ配信向けにHDMIキャプチャーボードを標準搭載したAVerMedia推奨認定PCを投入するなど、最新・人気のPCパーツを意欲的に取り入れたコラボPCも続々と投入している。
そんな「G-GEAR」シリーズの1つとして、PCI Express 4.0(PCIe 4.0)対応の次世代M.2 SSDを標準で搭載した「G-GEAR Powered by Seagate FireCuda Gaming」シリーズが登場した。最大の特長となるストレージは、最大5000MB/secの性能を発揮する次世代SSDのFireCuda 520 SSD 1TBを搭載。さらにデータ用に2TB HDDを備え、ゲームのプレイ動画や、編集した動画なども保存できるようになっている。
シリーズには、CPUとビデオカードが異なる2つのモデルをラインアップ。なかでも優れたコストパフォーマンスが期待できるのが、8コア/16スレッドCPUの「Ryzen 7 3700X」と、カジュアルゲームだけでなく、画質設定次第で重量級ゲームも遊べるAMDミドルレンジGPU「Radeon RX 5600 XT」搭載ビデオカードを採用し、18万1280円からとなっている「GF7A-B202/XT」だ。
もちろん、12コア/24スレッドの「Ryzen 9 3900X」とNVIDIA「GeForce RTX 2070 SUPER」搭載で24万1780円から購入できる上位モデル「GF9A-C202/XT」も魅力的と言えるが、「GF7A-B202/XT」は、さまざまなシーンで使える最新スペックのPCが欲しいけどどのPCを選べば良いか分からないという人に、まずおすすめしたい1台になっている。
今回は、そんなG-GEAR Powered by Seagate FireCuda Gaming GF7A-B202/XTのパフォーマンスを検証していきたい。
「G-GEAR Powered by Seagate FireCuda Gaming」の主なスペック | ||
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型番 | GF7A-B202/XT | GF9A-C202/XT |
CPU | AMD「Ryzen 7 3700X」 (8コア/16スレッド、3.6GHz~4.4GHz) |
AMD「Ryzen 9 3900X」 (12コア/24スレッド、3.8GHz~4.6GHz) |
グラフィックス | AMD Radeon RX 5600 XT GDDR6 6GB | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER GDDR6 8GB |
マザーボード | ASRock「X570 SteelLegend」 (AMD X570) |
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メモリー | 16GB(DDR4-2666 8GB×2) | |
ストレージ (システム) |
Seagate「FireCuda520 SSD」 (PCIe Gen4.0×4、NVMe、1TB SSD) |
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ストレージ (データ) |
Seagate「BarraCuda」 (7200rpm、SATA、2TB HDD) |
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内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T) | |
インターフェース | フロント:USB 3.0×2、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1 リア:PS/2ポート×1、USB 3.1(Gen2)Type-A×1/Type-C×1、USB 3.0 Type-A×6、オーディオ入出力端子×5、SPDIF×1、DisplayPort×3、HDMI×1、有線LAN端子×1 |
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サイズ | 幅190×奥行き475×高さ435mm(本体のみ、突起含まず) | |
OS | Microsoft「Windows 10 Home(64bit)」 |