●10年に一度レベルの面白さ 余裕があれば迷わず買って
あらためてWALKCARは最高にやばい製品です。まだ公道を走れないのは残念ですが、考えてみれば「街乗り用スケボー」と言われるクルーザーも原則的に日本の公道を滑走できないので似たようなもの。むしろWALKCARはユーザーが降りれば自動的にブレーキがかかるぶんクルーザーより安全とも言えます。スケボーのように飛んだり跳ねたりトリックを決めることはできませんが、安全に遊ぶだけでもこれほど楽しいモノはなかなかありません。10年に一度レベルの革新的な面白さがあり、一度乗ってみれば20万円なんてもうタダみたいなもんだとさえ思えました。
「タダみたいなもんだ」と言っておきながら、実売22万円のフルサイズミラーレスを買ってしまいすっかり懐が冷えきっている私は手が出せず、ペニーボードというミニクルーザーを中古で買って「これは電気を使わないWALKCARなんだ」と自分を慰めている状態ですが、懐がまだあたたかく、いい遊び場を知っている方は、迷わずに購入ボタンをどうぞ！
書いた人──盛田 諒（Ryo Morita）
1983年生まれ。3歳児くんの保護者です。Facebookでおたより募集中。
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