このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

さとうなおきの「週刊アジュール」 第141回

「Azure Migrate」で物理サーバーのAzure移行評価がGAに

「Azure Cognitive Services」のImmersive ReaderがGAに

2020年09月17日 08時00分更新

文● 佐藤直生 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Azure Data Lake Storage:ACL継承

 ストレージサービス「Azure Storage」の一機能であるAzure Data Lake Storageは、スケーラビリティ、パフォーマンス、コスト効率に優れたビッグデータ分析向けのデータレイクサービスです。

 Azure Data Lake Storage Gen2で、親ディレクトリから子アイテムにアクセス制御リスト(ACL)の変更を再帰的に伝搬する「ACL継承」機能が、パブリックプレビューになりました。

Azure Data Explorer:ワンクリックテーブル作成

 Azure Data Explorerは、大規模データに対してアドホッククエリを実行できる、データ探索サービスです。

 Azure Data Explorerで、ワンクリックテーブル作成がサポートされました。これによって、データベーステーブルとマッピング構造を素早く作成できます。

Azure Data Explorerでの、ワンクリックテーブル作成

Azure Stream Analytics:Azure Stack Hub

 Azure Stream Analyticsは、リアルタイムストリーム処理サービスです。

 Azure Stackは、Azureのサービスと機能をオンプレミスデータセンターやエッジに拡張する製品群です。Azure Stackは、統合システムのAzure Stack Hub、HCIのためのAzure Stack HCI、アプライアンスのAzure Stack Edgeで構成されています。

 Azure IoT Edgeは、分析やビジネスロジックをクラウド側ではなくエッジ側で実行できるようにするサービスです。

 Azure Stack Hub上で、Azure IoT EdgeモジュールとしてAzure Stream Analyticsを実行する機能が、プレビューになりました。

Azure Cognitive Services:Immersive Reader

 Azure Cognitive Servicesは、画像認識、音声認識、自然言語処理といった、AIを活用したAPIサービスです。

 Azure Cognitive Servicesの1サービスであるImmersive Readerは、テキストの読み上げや翻訳、デザインでユーザーの注意を引く機能などが組み込まれた、テキストを読んで理解するユーザーを支援するサービスです。

 2019年6月にプレビューになっていたImmersive Readerが、GAになりました。Immersive Readerは、日本語を含む70以上の言語をサポートしています。

Immersive Reader

Azure IoT Hub:IoT Plug and Play認定

 Azure IoT Hubは、多数のIoTデバイスとの間で、セキュアで信頼性のある双方向通信を実現するサービスです。

 IoT Plug and Playは、IoTデバイスをAzure IoT Hubにシームレスに接続するための、IoTデバイスモデルの定義です。IoT Plug and Playは、現在プレビュー中です。

 今回、IoT Plug and Playデバイス認定プログラムが開始されました。

IoT Plug and Play

 それでは、また来週。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事