Steam、Epic Gamesストアで配信中

2つのDLCも含む「CONTROL ULTIMATE EDITION」は、ウルトラワイド&レイトレ、高リフレッシュ対応で迫力満点の超能力アクションが楽しめる!

2020年09月14日 11時00分更新

文● 市川 ●編集 ASCII
提供: 505 Games Japan

CONTROLの快適度をチェック

 最後にPC版のCONTROLがどれぐらい快適なのかをチェックしよう。CONTROLのシステム要件は以下のとおり。

CONTROLのシステム要件
要件 最低 推奨
CPU Core i5-4690/FX-4350 Core i5-7600K/Ryzen 5 1600X
グラフィックス GeForce GTX 780/Radeon R9 280X GeForce GTX 1660/1060/Radeon RX 580|レイトレーシング用:GeForce RTX 2060
メモリー 8GB 16GB
DirectX DX11 DX11/DX12
OS Windows 7(64bit) Windows 10(64bit)

 今回、本作の快適さを検証するにあたり、Ryzen 7 3700&GeForce RTX 2070 SUPER搭載モデルを使用した。本作の推奨スペックに適した構成で、フルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)のフレームレートを計測してみた。

解像度とレンダー解像度はフルHD、WQHD、4Kに設定し、クオリティーは高。NVIDIA DLSSはオフ、レイトレーシングはなしの状態で各種フレームレートを計測

 解像度とレンダー解像度はフルHD、WQHD、4Kに設定し、クオリティーは高、NVIDIA DLSSはオフ、レイトレーシングはなしの状態で各種フレームレートを計測。結果、フルHDの平均フレームレートは90fps前後、WQHDは60fps前後、4Kは30fps前後となった。フルHDは90fps以上と快適なプレイができる。WQHDは60fps前後を、4Kは30fpsを維持している。解像度とフレームレートに強くこだわるようであれば気になる部分だが、本作のストーリーを堪能する分には十分な結果と言えるだろう。

 ではリアルレイトレーシングを適用すると快適度はどうなるか。リアルタイムレイトレーシングを「高」にして検証したところ、フルHDは60fps前後、WQHDは40fps前後、4Kは15fps前後という結果に。レイトレーシングを「中」にすればフレームレートもある程度向上すると思うが、フルHDの場合、最高設定でも60fps前後でプレイできるのだから、リアルタイムレイトレーシングを体験する余地は十分あるといえよう。パフォーマンスを向上させたい場合は、解像度を下げる、もしくはNVIDIA DLSS 2.0を適用してみるといい。

 個人的には、NVIDIAが9月2日に発表した「GeForce RTX 30シリーズ(3090/3080/3070)」で本作をプレイするとどうなるかが気になるところ。なかでもGeForce RTX 3070はGeForce RTX 2080 Tiよりも性能が高いそうなので、GeForce RTX 2070 SUPER以上のパフォーマンスを発揮してくれるだろう。さらに高フレームレート対応のディスプレーを組み合わせてプレイしたら……と考えるだけで、期待感は高まる一方だ。

CONTROLはゲームの飛躍的進歩を体験できるタイトルだ

CONTROLはゲームの飛躍的進歩を体験できるゲームだ。PCゲームに触れてみたい人、GeForce RTXシリーズ搭載PCで極上のゲーム体験をしたい人におススメしたい

 CONTROLの概要や没入感を高める機能の数々、快適度について紹介してきた。本作はゲームとしてのクオリティーは十分高いうえに、ゲームの飛躍的進歩を体験できる魅力も秘められている。ゲーミングPCを購入もしくは自作したはいいものの、何をプレイしたらいいか困っている人、GeForce RTXシリーズ搭載PCで極上のゲーム体験をしてみたい人に、本作を強くおススメしたい。

(提供:505 Games Japan)

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう