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佐々木喜洋のポータブルオーディオトレンド 第37回

来年はノイキャン付き完全ワイヤレスが標準に!?

クアルコムチップが標準サポートする「Adaptive ANC」とは?

2020年09月07日 13時00分更新

文● 佐々木喜洋 編集●ASCII

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次世代Bluetooth SoCでは、ANCが標準搭載になる

 このAdaptive ANCは、クアルコム最新の「QCC514x」チップの中に、ワンチップで実装される。QCC514xは、先日クアルコムが“TrueWiress Mirroring”を発表した際に、同時リリースされた、次世代のハイエンドチップだ。つまりこのチップを採用した完全ワイヤレスイヤホンであれば、TrueWiress Mirroringによる左右同時接続が可能となり、かつAdaptive ANCの恩恵も得られる可能性が高い。

 QCC514xを搭載するかどうかは、来年以降、高機能な完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ際のポイントのひとつとなるのかもしれない。

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