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新チップセット「AMD A520」搭載マザーボードの販売がスタート

2020年08月23日 01時31分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII

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 Socket AM4向けエントリーチップセット「AMD A520」搭載マザーボードの販売が22日よりスタート。ASRock、ASUS、BIOSTARから計7モデルが店頭に並んでいる。

 販売しているのはパソコンショップアークやドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。

Socket AM4向けエントリーチップセット「AMD A520」。22日より一斉に販売がスタートしている

 「AMD A520」は第3世代Ryzenに対応したエントリーチップセットの新モデル。PCI Express4.0がサポートされていないため、先日発売されたAPU「Ryzen PRO 4000G」シリーズとの組み合わせるとちょうどいいかもしれない。

 なお、対応CPUは第3世代RyzenとZen 3アーキテクチャーを採用する次世代Ryzenシリーズで、Zen/Zen +世代(第2世代Ryzen以前)のプロセッサーには非対応となる点には注意が必要だ。

 ASRockから発売されたのは、Micro ATXの「A520M Pro4」「A520M-HDV」とMini-ITXの「A520M-ITX/ac」3モデル。価格は以下の通り。

「A520M Pro4」。「Premium 50A Power Choke」による8フェーズデジタル電源回路を搭載。メモリースロットは4本でM.2は2基が用意される。価格は1万978円

「A520M-HDV」。6フェーズデジタル電源回路を搭載するMicro ATXの下位モデル。メモリースロットは2本でM.2スロットは1基。価格は8789円

「Matisse」「Renoir」用の1枚として売れ筋のとなりそうなMini-ITX「A520M-ITX/ac」。ギガビットLANとIEEE 802.11ac/a/b/g/n+Bluetooth 4.2を搭載。価格は1万4080円

 ASUSから発売されたのは、「TUF GAMING A520M-PLUS」「PRIME A520M-A」「PRIME A520M-E」の3モデル。価格は以下の通り。

ミリタリーグレードの「TUFチョークコイル」や「TUFコンデンサー」を採用する「TUF GAMING A520M-PLUS」。ゲーミング向けRealtek L8200AチップによるギガビットLANを搭載する。価格は1万2799円

スタンダードな「PRIME」シリーズの「PRIME A520M-A」(左)価格9980円と、「PRIME A520M-E」(右)価格9579円

 BIOSTARから発売されたのは、価格7678円と最安モデルとなる「A520MH」。

7フェーズ構成の電源回路を採用。スペックはシンプルながらとにかく安いRyzenマシンを組むならコレ

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