ノジマは神奈川県を中心に関東甲信越で店舗展開している家電量販店です。今回訪れた「ノジマ横浜東寺尾店」は今年5月にオープンしたばかりの新店で、店長はじめスタッフは若手を多く集めたフレッシュなお店です。そんな同店の中でとびきり元気いっぱいの稲毛結衣さんに空調分野の「推し家電」を解説してもらいました。
“うるさら”で就寝中の喉の痛みが解消した
まずはエアコンから。「押し家電大賞2020」のエアコン部門で1位になったダイキン工業の「うるさらX Rシリーズ」について、稲毛さんは「何と言っても加湿機能。他にない唯一無二の機能で人気となっています」と説明します。稲毛さん自身も昨年、前年モデルを購入し、その加湿性能を体感しているそうです。
稲毛 「冬は母が就寝時にエアコン暖房をつけっぱなしにしているのですが、それまでのエアコンでは朝起きた時に喉がガラガラで痛くなるのが悩みでした。うるさらにしてからは、一度も喉の痛みを訴えていません。加湿器を一度も使わなくなりました。給水せずに加湿でき、加湿フィルターのメンテナンスも必要ないのは本当に便利です」
実体験をもとにした説明は説得力があります。
稲毛 「換気ができるのも、うるさらX唯一の機能。この時期、とても注目度が高い機能です」
ほとんどのエアコンは室内の空気を循環して暖めたり冷やしたりしているだけで、外気を取り入れてはいません。ダイキンのうるさらXは屋外の空気を取り入れながら冷暖房運転する給気方式の唯一のエアコンで、運転しながら室内換気が行えるのです。
稲毛 「ダイキンのエアコンは風の吹き出し方にも特徴があります。夏の冷房はサーキュレ―ション気流で天井に沿って冷気を飛ばすことで、気流を循環させて部屋全体を冷やします。暖房時には垂直気流で真下の壁から床に沿って暖気を届けることで足元が暖かい」
ダイキンのうるさらXは価格が高めにもかかわらず、人気機種となっている理由がよく分かりました。
日立「白くまくん Xシリーズ」についても、「この機種も、凍結洗浄という唯一機能があり接客しやすい機種です」と話します。「エアコンは構造上、どうしても内部にカビが生えやすくなってしまいます。日立のXシリーズは、熱交換器を一度凍らせてから一気に溶かすことで、カビの温床となるホコリを洗い流し、カビを生えにくくします。エアコンのカビ臭さに悩んでいるお客様は、この良さをすぐに理解してくれます」。日立のエアコンはフラップや通風路など、多くの場所にステンレス素材を使うことでカビに対抗してきましたが、凍結洗浄になりさらに清潔性が進化し、きれい好きな家族に大人気となっています。
パナソニック「エオリアXシリーズ」はどうでしょう。
稲毛 「なんと言っても、高濃度ナノイーXの知名度の高さが響いています。花粉や菌、アレル物質を抑制して室内を清潔に保てるので、小さなお子さんやペットを買われているご家庭に人気です。日本アトピー協会推奨品マークを取得しているのにも注目です」
稲毛さんによると、下位モデルのEXシリーズにもナノイーXが搭載されているので、Xシリーズの価格がハードルになっているお客にはEXシリーズをオススメしているとのこと。
ランキング外ですが、稲毛さん個人としては、富士通ゼネラルのエアコンも好きだと言います。
稲毛 「ノクリアXシリーズは、両サイドに搭載されているデュアルブラスターによる温度と速さの異なるハイブリッド気流によって、室内のすみずみまで素早く、ムラなく冷暖房できます。広いリビングや縦長のお部屋にオススメです。一方で内部のカビ対策については、運転停止後に熱交換器を55℃に熱して加熱除菌します。日立と逆の発想ですが、カビは熱に弱いので理にかなっていますね」
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