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新型コロナ流行のストレス デジタルおよびメンタルヘルスを保護するには?

2020年08月14日 09時00分更新

文● せきゅラボ編集部

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今まで以上にセキュリティに注意する時代

 マスクが当たり前になった昨今、炎天下の暑い日には、熱中症にも気をつけないといけない。しかし、そもそも、外出する頻度が減ったという人も多いだろう。テレワーク(在宅勤務)などを実施する企業や、オンライン講義に切り替える大学などが増え、在宅の時間が増えているのは、大きな生活の変貌といえる。

 もっとも、セキュリティ対策が充実していない自宅での仕事や、個人所有のデバイスの利用などは、サイバー攻撃の標的になる可能性も高い。よって、デジタルデバイスのセキュリティは、いままで以上に気をつける必要があるだろう。

 最近では、自分だけでなく、家族も一緒に家にこもることが多いのではないだろうか。そうなると、家族が使っているデジタルデバイスの量も増えるはず。それらのセキュリティについても、当然、見直す必要がある。

 子供がいる場合、スマートフォンやパソコンの利用が増える可能性もある。こういうときは、使い方についてよく話し合っておきたい。ペアレンタルコントロールなども、設定自体は子ども自身が変更できる。「このような設定にしたほうがよい」「この設定をオン/オフにするにはこういう理由がある」ということを伝え、納得し合うことが肝心だといえる。

 しかし、新型コロナウイルスの影響で、慣れない在宅勤務や長期化する自粛生活の中、日増しに不安感が高まってもおかしくない。気分が落ち込みやすくなったという人も少なくないだろう。

 デジタルデバイスのセキュリティは万全にしておくだけではなく、それを利用する人、すなわち、自分や家族のメンタルヘルスや、ストレス管理にも気を配りたいものだ。

情報には「触れない」という選択肢もある

 まず、長引く家での生活を、健やかに保つ必要がある。在宅で作業をしていると、どうしてもやめどきがわからなくなってしまったり、夜遅くまで続けてしまったりするが、あらかじめスケジュールを決めておき、適度に切り上げるとよいだろう。

 また、ネットやSNSを眺めていれば、不安を煽るようなニュースも流れてくるかもしれない。その場合、安易に情報に飛びつかず、正しい情報かどうか、精査する心がけを持ちたい。

 家にいる子供がネットに触れている場合、SNSで流れてきた情報を鵜呑みにせず、きちんとチェックする姿勢を持つことを、よく説明しておく必要もある。どのメディアが信用できると思うか、なぜそのニュースを知ったかなどを、よく話し合ってほしい。また、あまりにも悪質なコンテンツに関しては、正規の問い合わせ窓口から通報することも考慮しよう。

 そうはいっても、不安になるニュースを見ると、どうしても消耗してしまう……という人もいるはずだ。もちろん、最新の情報を知ることは大事だが、1日の中であえてニュースを見ずに、他のことをして気分転換をする機会があってもよい。

 デジタルデバイスを見るだけではなく、運動をするのもよいだろう。もっとも、外出の際は感染防止に気をつけたり、熱中症の予防をしたりする必要はあるので、その点には留意したい(参考:新型コロナウイルス感染対策 スポーツ・運動の留意点と、運動事例について:スポーツ庁)。

 不確定な状況も多い中で、日々変化していく生活には、うまくいかないこともあるはず。そういうときに自分を責めず、柔軟に対応する心構えを持ちたい。今回は、McAfee Blogの「家族のデジタルとメンタルヘルスを強化するための6つのヒント」を紹介しよう。(せきゅラボ)

※以下はMcAfee Blogからの転載となります。

家族のデジタルとメンタルヘルスを強化するための6つのヒント:McAfee Blog

 現在、多くのことに対し制御が困難だと感じている人が多いことでしょう。店舗の営業や学校の再開などは無秩序であり、多くの人はまだ憤りを感じる生活を送っています。そのような中で、私たちが制御できることのひとつは、家族のデジタルおよびメンタルヘルスを保護するための取り組みです。

 大人も子供も、最近では学校と娯楽の両方でテレビ、タブレット、スマートフォンといったデバイスを使用しています。Axiosの調査によると、パンデミック中の子供たちのスクリーン時間は50〜60%も急増しており、12歳以下の子供たちのスクリーン時間は1日あたり約5時間以上です。Journal of Medical Internet Researchの別の研究では、コロナウイルスの流行中に人々のメンタルヘルスが悪化したことが示されています。

家族の健康の保護を優先

 在宅が続くこのような状況は、幅広い年齢層に無数の影響を与えており、デジタルとメンタルヘルスの重要性が注目されています。両方の強化に役立つリソースとヒントをいくつか紹介します。

1.日々の予定や日課を維持

 専門家は、現在のところ、家族の生活をできるだけ健康に保つには、毎日の日課を定め生活のリズムを確立することが最善の方法であることに同意しています。学習、家事、運動、食事時間、テレビ番組やWeb動画の視聴などの設定をスケジュールし、オンラインハングアウトで仲間とつながることは不可欠です。

 安全なデジタルライフのために利用時間の制限(ペアレンタルコントロール)、利用内容の監視、アプリとウェブサイトのフィルタリングにも役立つソフトウェアを使用などで、家族の日課や1日のスケジュールの確立が容易になります。

2.正しいニュースを見分けるサポート

 子供たちは、見たり聞いたりした情報が、正しいか正しくないかの判断を必ずしも出来るとは限りません。彼らは、テレビや話を聞くことが多い大人たち、または仲間からの話の一部から「ニュース」に関するこまごまとした情報を収集することが多く、すべてが不安を増大させる可能性があります。

 子供たちや年代の高い情報が不足しがちな世代の不安を緩和するために、時事問題に関する事実を(適切に)伝えるようにし、オンラインまたはテレビで見るものの背景を理解する手助けをすることで、誤った情報によって引き起こされる不安を和らげることができます。

3.オンラインでのつながりを促進

 ソーシャルディスタンスは社会的孤立を意味するものではありせん。あなたの子供が孤独または孤立しているようであれば、それらを元の状態に戻すサポートをしてください。安全で社会的に離れた場所で友達と直接会うことができない場合は、メッセンジャールームまたはZoomなどを利用して、仲間や親戚とのグループチャットを行うことでコミュニケーションが可能です。

 安全にオンライングループチャットを楽しむために、ビデオアプリのプライバシー設定を使用して子供たちを安全に保ち、常に小さな子供を監視します。

4.デバイスの使用を確認

 私たちはあらゆるデジタルデバイスを使用していますが、それらすべてのデバイスを無料で使用できるわけではありません。バランス(パンデミックかどうか)は、常にデジタルおよびメンタルヘルスの管理の目的です。食事中、就寝前にデバイスを片付けることを検討してください。さらに、週に1日、電話や画面のない状態になるように互いに挑戦してみましょう。

 家族のデジタルおよびメンタルヘルスのバランスを保つために、デバイスの使用状況を日々確認するか、ソフトウェアを使用して管理を行いましょう。

5.適度な運動

 1日15〜30分のエクササイズをすると、生化学的およびホルモンのバランスが変化し、気分のむら、疲労、不安、絶望感が減少します。そんなときに便利なモバイルアプリが多く公開されています。

 安全に在宅でエクササイズするために、モバイルフィットネスアプリを使用する場合は、アプリの利用規約を確認し、アプリが健康データを記録し利用する方法を理解するようにしましょう。そしてプライバシー設定を行ってください。

6.保護者のセルフケア

 保護者が助けを必要とするような状況では家族を護ることはできません。プラグを抜いて、ニュースをオフにして、休息や瞑想をすると、ストレスの多い1日を好転させることができます。

 自身のデジタルおよびメンタルヘルスを守るために、オンラインでの作業やオンライン上での問題をなるべく抑えるようにします。バランスの取れたデジタル習慣をモデル化することはセルフケアであり、子供が同じことをするのをサポートする強力な方法です。

家族向けのオンラインリソース

オンラインリソースを検討

 自宅で家族の需要を満たすために、ほとんどの保険プランは現在オンラインカウンセリングを提供しています。また、驚くべきことに、Instagramはメンタルヘルスのハブになりつつあります。財政、失業、健康、孤立の影響について懸念が続く中、オンラインでカウンセラーまたはセラピスト1on1で面会することは、簡単で便利な解決策になる場合があります。開始するには、#FamilyCounseling #Marriage #Counselling #Therapy #Stress #Anxietyのハッシュタグ検索を実行するか、同じキーワードでプロファイル検索を実行します。

 安全にオンラインサービスを利用するために、オンラインカウンセラーやセラピストに、彼らがライセンスを取得しており、オンライン詐欺の一部ではないことを確認してください。

MHAリソース

 Mental Health Americaは、家庭内および児童虐待、薬物とアルコールの問題、経済問題、自殺、うつ病、LGBTQ問題などのサービスを必要としている人々のために、印象的なリソースと情報をまとめました。このサイトには、コロナウイルスと家族のメンタルヘルスの問題に固有の数多くのブログが紹介され、オンデマンドのウェビナーがあります。

 どのようになるかわからない不安の多いこの状況下では、あなたが一人ではないことを覚えておくことは重要です。誰もがそういった不安な感情を持っており、規則正しい生活やバランスのようなものをマスターできているわけではありません。しかし、最も重要なものを保護することを約束するだけで、私たちの行動は変化し日々賢くなっていきます。

 ※本ページの内容は2020年7月19日(US時間)更新の以下のMcAfee Blogの内容です。
 原文:Ways to Strengthen Your Family’s Digital and Mental Wellbeing
 著者:Toni Birdsong

※本記事はアスキーとマカフィーのコラボレーションサイト「せきゅラボ」への掲載用に過去のMcAfee Blogの人気エントリーを編集して紹介する記事です。

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