Adobe AcrobatやAdobe Spark用のショートカット
アドビ、ドラッグ&ドロップでドキュメントをPDFに変換できるショートカット「.new」提供開始
2020年08月06日 16時00分更新
アドビは8月5日、Adobe Blogにおいて、Googleと連携してAdobe AcrobatやAdobe Spark用のショートカット「.new」の提供を開始したと発表。
.newを使えば、ブラウザーにドラッグ&ドロップするだけで、ドキュメントをプロが作ったような高品質のPDFに自動変換できるという。
例えば、「PDF.new」と入力すれば、Microsoft Officeファイルや画像ファイルからAdobe Acrobat PDFを、「Sign.new」と入力すれば、記入、サイン、保存、送信ができるPDFフォームを作成できる。また、「JPGtoPDF.new」と入力すればJPGからPDFへの変換が可能で、「CompressPDF.new」と入力すればサイズを縮小できる。
そのほか、ブラウザーに「Create.new」と入力すれば、Adobe Spark PostのSNSで注目を集めるメディアコンテンツをPDF化できる。デザインテンプレートは数千種類から選択可能で、数百万種類の画像、アイコン、ステッカーも使用可能だ。
アドビは、.newショートカットのほかにも、誰でもアクセスできるシンプルなAcrobatオンラインツール20個の無料提供を2020年中に予定している。
Acrobatオンライン版は、ブラウザー上で一般的なPDFタスクを簡単に実行できるもの。無料ツールとプレミアムツールを用意する。
無料のAdobe IDでAcrobatオンライン版にサインインして、Microsoft Officeファイルや画像ファイルをPDFに変換できるほか、電子サインのリクエストも可能だ。契約書や許可証などサインが必要なドキュメントを送れば、リアルタイムで相手のレスポンスが追跡できる。また、「Sign.new」ショートカットから、契約書やフォームに自身で入力・署名ができる。