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プロのような写真が撮れるXperia 1 IIのPhotography Proでプロカメラマンがガチ撮影

2020年08月14日 11時00分更新

文● 中山 智 作例撮影●岡田清孝 編集●ASCII

提供: ソニーモバイル

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リアルタイム瞳AFのおかげで
ピンボケのない写真が撮れるように

 Photography Proならではの特徴のひとつ、リアルタイム瞳AFを使った作例を紹介する。実際にモデルに動いてもらい、リアルタイムに瞳をAFが追従するのかを検証した。また、最高毎秒20コマのAF/AE追従高速連写機能の作例も撮影している。この機能を使えばスポーツをはじめ、動きのあるダイナミックな写真を撮影できる。

 なお、どちらの機能も対応するのは標準(24mm相当)のレンズのみ。被写体との距離や周囲の環境によっては、瞳を検出できない場合があるが、その場合でも顔を検出してくれる。

 連写で撮影した作例は、さすがにすべてを掲載できないため、1秒/20枚の写真を1枚にしたものを掲載している。

瞳認識中のカメラUI。カメラキーを半押ししている限り、瞳を追いかけてくれる

瞳AF1 ゆっくりと歩き出したところ。もちろん瞳を認識している(1/1000、F1.7、ISO320)

瞳AF2 走り出してもリアルタイム瞳AFにより、顔はしっかりとピントが合っている(1/1000、F1.7、ISO320)

連写撮影をする前に、ドライブモードで設定を変える

連写撮影1 毎秒20コマ連写を使えば、スイングフォームのチェックなどにも活用できる(1/2000、F1.7、ISO500)

連写撮影2 ストレージの空き容量によるが、シャッターを切り続ければ決定的瞬間も撮り逃すことが少なくなるだろう(1/2000、F1.7、ISO250)

上の作例の写真20枚。ランニングフォームやバット、ゴルフのスウィングのチェックだけでなく、子どもの動きなども連写で捉えられる

ペットの飼い主待望!
瞳AFが動物も検出するように!

 ペットを飼っている人に見逃せない機能が動物対応の瞳AFだ。Photography Proの標準レンズ限定だが、動物の瞳を検出してリアルタイムに追従してくれる機能もある。ただし、すべての動物が対象ではないので注意しよう。犬や猫といった、一般的な動物は認識してくれる。

 今回はふれあい広場とお散歩犬レンタルのお店「DOG HEART from アクアマリン」から、ゴールデンレトリバーのリカちゃん(メス)をお借りして作例を撮影した。大型犬なので動きがダイナミックなのだが、そんな犬の瞳を捉え続けてくれた。

犬の瞳を認識しているのがわかる

動物対応の瞳AF1 突然カメラに向かって歩き出した瞬間をリアルタイム瞳AFを活用して撮影。(1/1250、F1.7、ISO400)

動物対応の瞳AF2 動物の不意の動きにも対応してピントが合うので、飼い主としてもペットの撮影が楽しくなる(1/4000、F1.7、ISO200)

走る瞬間を連写で捉えた。1秒間にかなり動いていることがわかる。それでいてしっかりピンを合わせてくれている

SNSなどで重要なご飯写真も設定を変える

 作例の最後はご飯写真だ。いまやTwitterやInstagramなどのSNSはご飯の写真で溢れている。「いいね」の数も見栄えのいいご飯で決まると言っても過言ではない。標準のカメラアプリにもAIによる食事認識はあるが、Photography Proで凝った写真を撮った。

 ご飯の写真は周囲の環境(自然光か蛍光灯かなど)に大きく左右されるので、可能ならホワイトバランスや露出も細かく設定したほうがいいだろう。

ご飯1 食事の写真は暖色系のほうが美味しそうに見える(1/60、F1.7、ISO125)

ご飯1の設定画面。プリセットのホワイトバランスで納得のいく写真が撮れなかったらカスタムで細かく設定するといいだろう

ご飯2 こちらは露出を変えて、光を取り入れて明るくした(1/60、F1.7、ISO160)

ご飯2の設定画面。ほんの少しだけ露出を変えるだけで、印象も変わる

ご飯3 この写真は標準のカメラアプリで撮影した。若干、暗い

ご飯3の設定画面。料理と認識されていることがわかる。この画作りが気に入らなければ、Photography Proを試してみよう

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