カッコいいレジェンドデザインに進化した冷却性能、こだわりの詰まった筐体
300Hz液晶に衝撃、高性能のまま薄くなった「ALIENWARE m15 R3」は現行15.6型ゲーミングノートPCの到達点だ
2020年08月05日 11時00分更新
高さ20mm未満で2kgちょっと、カバンにもスッと入る薄くなったボディー
ALIENWARE m15 R3のサイズは、およそ幅275.92×奥行360.3×高さ17.8~19.9mm(300Hz)で、重さは約2.11kg。ボディーにはプレミアム マグネシウム合金素材を採用しており、厚さをおさえながら軽量化を実現している。初めて手に取ったときは、ついにALIENWAREのゲーミングノートパソコンが気軽に持ち運んで使える! とテンションが上がるくらいの薄さだった。実際に普段使っているリュックにもすっぽりと入った。
最近個人的にもゲーミングノートパソコンがほしいと思い始めているのだが、その大きな理由の1つが帰省時にある。私の実家は福岡の田舎のほうなので、長期休みに帰省すると必ず時間を持て余すのだ。ALIENWARE m15 R3であれば、帰省時の長い移動でも問題なく持ち運べるし、実家でもガッツリゲームが遊べる。
すごく個人的な話になってしまったが、こういった用途以外にも、友人の家に持って行ってオフラインでeスポーツタイトルを練習する、出張先のホテルでもゲームで遊べるなど、モビリティーが向上したことで使える幅はぐっと広がっている。
未来感のあるレジェンドデザインは唯一無二
ALIENWARE m15 R3は、「レジェンドデザイン」とよばれる未来感のあるデザインを採用している。試用機のカラーはルナライトで、光沢のないクールで上品なシルバーホワイトといったイメージだ。ルナライト以外の部分もブラックで統一してあるため、ゲーミングらしさはありながらシンプルさも保っている、唯一無二のデザインといっていい。加えて、指紋などの一般的な汚れを軽減する耐久性クリアコーティングを採用。モビリティーが向上した分ボディーをよく触るようになるため、こういった配慮もうれしいポイントだ。
ゲーミングらしさでいえば、天板のALIENWAREのロゴ、背面、キーボード、キーボード右上にあるロゴをあしらった電源ボタンにRGBライトが仕込んである。これらは内蔵ソフトウェア「Alienware Command Center」で色のカスタマイズが可能。ゲーミングデスクの雰囲気に合わせたり、チームカラーに統一したりといったこともできる。
ディスプレーは狭ベゼルで没入感は高め。上部にはウェブカメラを内蔵しているので、在宅勤務中のテレビ会議などにも使用できる。そのほか、個人的にお気に入りなのはキーボード上部の通気口のデザインだ。ハニカムかつ幾何学的な配置で、結晶の集まりのようなイメージ。宇宙船にも採用されていそうで、レジェンドデザインのなんとも未来を感じるデザインだなと思い、気に入っている。