日本通信は、音声通話とデータ通信の両方を原価ベースで調達可能になったことで実現したとする「合理的な携帯料金プラン」の第1弾サービスとして「合理的かけほプラン」を7月15日13時に受付開始する。
「合理的かけほプラン」はドコモMVNOとして提供されるSIMで、国内での音声通話はかけ放題であるのとともに、高速データ通信が月3GBが付き、月額料金は2480円(以下すべて税抜)。3GBを超過した場合は低速通信も可能だが、1GBあたり250円での追加チャージも可能。月7GBの利用でも月3480円で抑えられ、大手キャリアの半額以下であるとアピールしている。
日本通信は昨年11月に総務省に対し、NTTドコモとの間で音声通話サービスの卸契約について協議が不調に終わったとして、裁定を求めて申請を実施。総務省は6月に、音声通話サービスにおいても、適正な原価に適正な利潤を加えた接続料で卸提供することを求める裁定を下している。