LINEは7月2日、同社が提供するiOS/Android向けの名刺管理アプリ「myBridge(マイブリッジ)」において、オンライン名刺サービスの提供を開始したと発表。
本サービスは、挨拶のメッセージと一緒に、名刺のスキャンを含む名刺情報を相手に送れるもの。従来の名刺交換と同様に、初対面の挨拶や自己紹介のツールとして使用できる。料金は無料。
オンライン名刺は、myBridgeに名刺を登録する際に発行されるURLを送信することで相手に送れる。URLは回数の制限なく複数の相手に送信可能で、受け取った相手はmyBridgeに会員登録をしていなくても、パソコンやタブレット、スマホなどからURLにアクセスして名刺情報を確認できる。名刺情報は連絡先として各デバイスに登録可能だ。
そのほか、LINEのトークでもオンライン名刺を送れる。また、ウェブ会議で活用できる、名刺情報が登録されたQRコード付きバーチャル背景も提供しており、ユーザーの必要に応じたさまざまなビジネスシーンで活用できるとしている。
オンライン名刺のURLには、自動生成されたパスコードが組み込まれているため、送信された正規のURLから、ほかの名刺情報のURLを推測してアクセスできないようになっているとのこと。同サービスはオンオフの切り替えも可能で、URLを誤送信してしまった際には該当URLを無効にして新たなURLを発行することもできる。
myBridgeは、情報保護に関する国際規格「ISO27001」および、個人情報保護に関する国際規格「ISO27701」認証を取得している。