角川アスキー総合研究所は日本標準時7月1日の午後5時00分から、総務省が2020年度に実施する「異能(Inno)vationプログラム」の業務実施機関として、全世界同時に同コンテストの応募受付を開始した。受付期間は日本標準時8月31日の午後6時00分まで。
コロナ禍により、社会生活や働き方において、大きな変化を受け入れざるを得ない現状を打破し、進化した日常へと変貌するためには、これまでの常識にとらわれずにチャレンジし続ける異能な才能と、その異能な方々がのびのびとチャレンジできる環境が欠かせない。
本プログラムでは、ICT分野において、破壊的価値を創造する常識外な挑戦者に対して、最長1年間、最大300万円を支援する「破壊的な挑戦部門」と、未来がより良くなるような、ちょっとした独自のアイデアや技術に対し、本プログラムに協力協賛する187社の企業と副賞20万円などとともに表彰する「ジェネレーションアワード部門」の公募を開始。
あわせて、挑戦者の募集と同時に、挑戦する人に寄り添い、その挑戦の達成に向けて支援する機関「異能vationネットワーク拠点」も公募する。
最長1年間、最大300万円を支援「破壊的な挑戦部門」
破壊的な挑戦部門は、ICT分野において、破壊的価値を創造する、奇想天外でアンビシャスな技術課題への挑戦を支援。支援の内容については挑戦のペース、規模に応じた2段階のオーダーメ イド方式で対応する。
第1段階『ゼロワンチャレンジ』では、挑戦期間0〜4ヵ月、支援費用0〜100万円の範囲で希望する支援内容を設定したうえで、挑戦の道筋を明確にしてもらう。本段階を終了し、選考を通過した人は、次の段階に進める。
第2段階『破壊チャレンジ』では、第1段階との合算で挑戦期間最長1年間、支援費用最大300万円の支援を受けながら、さらに挑戦を継続。挑戦期間終了の際、挑戦内容に対して、高い評価を得られた場合は、その後、地球規模の情報発信、国内外企業とのマッチングサービスなどの支援を受けられる。
なお、応募する人の年齢、国籍、居住地は問わない。
副賞20万円などとともに表彰「ジェネレーションアワード部門」
ジェネレーションアワード部門は、ICT分野における「ちょっとした、けれども誰も思いついたことのないような面白いアイデア」「自分でも一番良い使い方が分からないけれど、こだわりの尖った技術やモノ」「自らが発見した実現したい何か」について、本プログラムの協力協賛企業と連携し、分野賞副賞(20万円)および企業特別賞を提供する。
また、表彰にノミネートされた提案(昨年度実績185件)は、協力協賛企業と連携して社会実装や実現を目指す機会を設ける。
なお、本部門も応募する人の年齢、国籍、居住地は問わない。
挑戦の達成に向けて支援「異能vationネットワーク拠点」
異能vationネットワーク拠点では、本プログラムの取り組みを日本全国・世界各国の隅々にまで展開していくための活動を実施してもらえる拠点を公募。
コロナ禍によって変わってしまった日常を新しい形で手に入れるためには、常識外の発想が必要。そのためには、地域におけるちょっと変わった人材、変わったことに没頭している人々が持つ個性が尊重され、自らが学び協力して挑戦していける環境が欠かせない。そのような場を作り、事務局と一体となって活動する「異能vationネットワーク拠点」を公募する。
そのほか、各部門に関する詳細は公式サイトまで。
「異能(Inno)vationプログラム」応募方法
・受付期間:7月1日 グリニッジ標準時 午前8時00分、日本標準時 午後5時00分〜8月31日 グリニッジ標準時 午前9時00分、日本標準時 午後6時00分
・受付サイト:公式サイト
・受付方法:「異能(Inno)vation」公式サイト内の応募フォーム
※破壊的な挑戦部門、ジェネレーションアワード部門では推薦も可。