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「首かけクーラー」が話題 ペルチェ素子で首ひんやり

2020年07月06日 09時00分更新

文● 盛田諒 編集●ASCII

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●サンコー:若干うるさいが小さくて便利

 サンコーは強モードにするとファンがぶん回り一気に冷えます。若干うるさい。振動も風も騒音も感じる4DX首かけクーラーですね。出力容量が多いモバイルバッテリーを使うと性能がフルに発揮されます。ケーブルの長さはバッテリーをバックパックに入れてちょうどくらい。

首の左右をはさんで冷やす

電源はモバイルバッテリーなど

強モードだとファンがうるさい

 サイズは小さめ、重量も150gと軽くポケットにも入ります。デザインはゴツめで、ケーブルもあるのでヘッドホンに似ています。アジャスターで首の太さにあわせて調整できて便利です。

ヘッドホンを装着している感じ

 運転モードは強→弱をくりかえし、首が冷めたくなりすぎるのを防ぐという「ゆらぎモード」が便利です。ただ、ゆらぎモードを使っているとき、運転モードをボタンで切り替えるコントローラーが異様に熱くなったのが若干不安でした。

「ゆらぎモード」にするとなぜか熱くなるコントローラー

●アテックス:若干邪魔だがおしゃれで静か

 アテックスはファンの音こそ静かですが、一気に冷えます。振動も風も騒音もない0DX首かけクーラーです。首の後ろに冷えピタって感じです。バッテリー内蔵なので使用時はケーブルもなく、充電を忘れなければいつでも使えて便利。首を動かすと冷却部が離れがちなところが残念です。

同梱品は充電用のケーブルのみ

首の裏を冷やす

 デザインはおしゃれ。ケーブルもないのでさっぱりしています。ただ存在感があるので「何着けてんのあの人?」と思われそう。アジャスターも大きくは動かないので首が太いと若干苦しいかもしれません。バッグの中で場所もとります。重量300g。

おしゃれなマッサージ器のようですね

ファンは比較的静かでした

 温冷どちらも使えるのは便利ですね。冷えすぎを防ぐため15分で自動的にオフになるしくみは安全でいいのですが、長めに冷やしたいときは若干面倒です。余談ですが首の裏を冷やすのはソニーが7月1日から一般販売を開始したウェアラブルデバイス「REON POCKET」と同じですね。

専用肌着に入れて使う「REON POCKET」1万4300円 ソニー

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