6月に発表となった「プルーム・エス・2.0」が、ついに7月2日より全国発売となった.製品をゲットすることができたので、実機レビューしてみたい.
プルーム・エスよさらば
2.0は別物的パワーなのだ
自分は長年、SOMETIMEを吸い続け、セブンスターもメンソール、Winstonの稲妻メンソールと、生粋のメンソーラーである.電子タバコも、IQOSにgloにプルームテック、プルーム・エスと、すべてメンソール系の最強のやつを体験してきた.
現在は低温電子系のプルームテック・プラスのゴールド・クリア・ミントと、燃焼系はキャメル・シガー・メンソール(360円!!)を愛用している.基本的に新しモノ好きなので、プルームSも当然のように試してみたのだが、IQOSやgloに比べて、「吸い応え」がソフトで、ついつい2本、3本とチェーンしてしまう感じだった.
今回の「プルーム・エス・2.0」はまさにソコをカイゼンしたもので、新加熱モード「テイスト・アクセル」を可能にしたハードウェアである.利用する「たばこスティック」のほうは、従来のプルーム・エスのものと変わらない.つまりそっちは互換性ありなのである.
アクセル機能内蔵なのに
1充電で20本吸えるんです
リリースによると、このテイスト・アクセルというのは、加熱温度のピーク時間を長くしているという.つまり温度設定を上げているのではなく、ピークを長くしているというのだ.
目的は、「圧倒的なメンソールの爽快感」と「満足のいく吸い応え」を実現することという.これはまさにオレのための新機能なのである.
2.0の使い方は、オリジナルのプルーム・エスとまったく同じで、たばこスティックを挿して、ボタンを長押しすると、加熱プロセスが開始される.
前モデルではここで40秒かかっていたのだが、2.0では約30秒で「ビビッ」と振動して、喫煙が可能となる.時短が実現されているのだ.
プルーム・エス・2.0には、前モデルと同じ加熱プロファイルと、新しいテイスト・アクセルの切り換えができる.上部のボタンを3回押すと切り替わる仕組みで、インジケーターのLEDが緑だと「アクセル・オン」の状態、青だと「オフ」なので、一目でわかる.
出荷時には「オン」の設定なので、充電してスティックを挿して吸えば、アクセルの効果がすぐに味わえる.今回は、キャメルのメンソールを最初に試したのだが、確かに強烈なメンソール感で、吸い応えも2倍になっている感じだ.
2.0で変わったのは、アクセルの搭載だけではない.先程の加熱待ち時間の短縮とともに、1本当たりの喫煙可能時間が3分30秒から4分30秒へと伸びている.パフ(吸引)回数は14で変更はないので、短時間にすう人には関係ないかもだが、のんびり派にはありがたいのである.
さらにありがたいのは満充電で喫煙できる本数が10本から22本へと増えているのだ.これは大きい変化である.1日のあいだ充電しないで、生活できるのは便利なのである。
充電に必要な時間も、90分充電で10本喫煙だったものが、60分で20本喫煙分充電できる。なおかつ、ついに充電端子がタイプCになったのだ。ほかのプルーム兄弟もはやくタイプC化おねがいしますね。。。
というわけで、7月2日から全国のコンビニ等で発売開始である。メンソール好きなメンソーラーは絶対に体験するといいのだ!!!