ワークスモバイルジャパンは7月1日、ビジネス版LINE「LINE WORKS」が国内海運事業者向けマッチングサービス「タスケブネ」に採用されたと発表した。
タスケブネは海運事業者と船舶修理事業者をマッチングするプラットフォーム。海運事業者は、船舶修理を行なう人材の高齢化・所在地の偏り・土日完全休日などの影響により、船舶にトラブルが起きた際、すぐに修理事業者を見つけることが難しい状況にあるという。
このような状況を受け、タスケブネではマッチングサービス「タスケブネ」を7月1日より提供を開始。海運事業者・船舶修理事業者がタスケブネに登録するとLINE WORKSアカウントが各事業者に発行される。LINE WORKS上では事業者の地域・業種でトークグループが分かれており、トークグループ内でのやりとりを通じて事業者同士のマッチングを行なう仕組みとなっている。
タスケブネは、 IT技術等を活用して安全性の向上等を図った船舶(先進船舶)の研究開発や普及の促進を目的に国土交通省が設けた「先進船舶導入等計画」の認定を受けている。先進船舶の開発や導入自体を目的とせず、その導入促進に必要な環境を整えることを目的とした計画への認定は初となる。