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MacのCPU変更がついに発表! 「WWDC 2020」特集 第13回

AirPods Proがサラウンド再生にも対応!アップル発表オーディオ関連新機能まとめ

2020年06月25日 18時10分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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Apple TVも「オーディオ共有」によるワイヤレス・ペアリスニング可能になる

Apple TV/HomePodにもオーディオ関連の新しい発表があった

 ほかにも先にiPhoneとiPad、Macで実現していた「オーディオ共有」の機能がApple TVで使えるようになる。1台のApple TVに最大2人までのワイヤレスイヤホン、ヘッドフォンを接続してペアリスニングが楽しめる。こちらの機能もAirPodsシリーズまたはApple H1/W1チップを搭載するBeatsのイヤホン、ヘッドフォンどうしの組み合わせで使える。対応するイヤホン、ヘッドフォンが家庭に2台以上あれば、夜間に大きな音が出せない環境でも十分に音量を上げてApple TVによる映画やドラマの視聴が楽しめる。

HomePodがサードパーティーの音楽配信サービスを受けてストリーミング再生ができるようになりそうだ

 Siriを搭載するスマートスピーカーのHomePodは現在、Wi-Fiに接続して単体でストリーミングを受けて再生できる音楽サービスがApple Musicに限られている。WWDCの基調講演のビデオではHomePodが「サードパーティーの音楽サービスにも対応」することがさりげなく触れられていた。HomePodでSpotifyやAmazon Musicなどの音楽サービスも楽しめるようになれば注目度がアップルするだろう。そろそろHomePod自体の新製品やバリエーション展開も期待したくなる。

 今回のWWDCのタイミングで発表されたアップルのオーディオ技術の中には、現時点で発表が間に合わなかったアップルの新しいオーディオデバイスにも対応するものもあるはずだ。特にダイナミック・ヘッドトラッキング機能は、その効果がイヤホンよりもヘッドフォンで聴いた方が明らかによくわかると思う。いよいよ秋にはアップル純正のヘッドフォンも発売されるのだろうか。楽しみに待ちたい。

 

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