MacのCPU変更がついに発表! 「WWDC 2020」特集 第6回
watchOS 7はここに注目!
【WWDC20】Apple Watchで「睡眠記録」も可能に、watchOS 7の進化ポイントまとめ
2020年06月23日 15時30分更新
ひとつのアプリから複数の情報を文字盤に表示可能に
ひとつの文字盤に、デベロッパが同じアプリケーションから複数の情報を切り出したコンプリケーションを配置して、いわば「文字盤をジャックする」ことも可能になる。
アップルはプレスリリースの中でその事例としてサーフトラッキングアプリ「Dawn Patrol」を挙げ、サーフィンを楽しむ際に必要な情報となるタイドグラフや風速、水温などの情報が一望できるアプリの開発に可能性が広がると説明している。ダイビングやトレッキングに機能を特化した文字盤を、サードパーティがApp Storeを通じてApple Watchのために開発・配信するということも今後有り得るだろう。
文字盤の共有機能もwatchOS 7から新しく加わる。文字盤のデザイン、色やコンプリケーションの配置などを、約30以上あるウォッチフェイスのテンプレートからつくり、ユーザーがカスタマイズしたものをメッセージやメールで共有できる。
さらに作成した文字盤はApp Storeやウェブサイト、ソーシャルメディアを通じて配布することもできるようになるそうだ。個人間だけでなく、メディアやショップがオリジナルの文字盤デザインをカスタマーのためのノベルティとして提供するケースも出てくるかもしれない。デベロッパとの連携による「文字盤ジャック」と連動するおもしろいサービスの誕生に期待したい。
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