第10世代インテルCoreプロセッサー搭載、Zen 2モデルも
デル、個人向けノートPC 「New Inspiron 14 5000」「New Inspiron 15 5000」
2020年06月16日 15時00分更新
デルは6月16日、個人向けノートPCのInspironシリーズより「New Inspiron 14 5000」「New Inspiron 15 5000」シリーズを発売した。
「New Inspiron 14 5000(5401/14インチ)」、「New Inspiron 15 5000(5501/15インチ)」は、第10世代インテルCoreプロセッサー、OSにはWindows 10 HomeおよびWindows 10 Proを搭載する。また、Dell Mobile Connectに対応し、スマートフォンとパソコンをワイヤレスで接続し、電話やテキストの送受信、ファイルの転送、モバイル アプリなどをパソコン画面から操作できる。価格は、5401が7万4778円から、5501が9万3478円から。
「New Inspiron 14 5000(5405/14インチ)」、「New Inspiron 15 5000(5505/15インチ)」は、6月30日に提供開始する予定。Zen 2仕様のAPUを採用し、OSにはWindows 10 HomeおよびWindows 10 Proを搭載。Dell Mobile Connectに対応する。シルバーに加え、自然からインスピレーションを得た落ち着いたカラーバリエーションとして、エデン(5405)、リバーロック(5505)をラインアップする。価格は、5405、5505共に7万6978円から。
高速充電機能「ExpressCharge」に対応し、Dell Power ManagerソフトウェアでExpressChargeを選択することで、システムバッテリーを60分以内に0%から80%まで充電できるとする。充電容量が80%に達すると、充電速度が通常の速度に戻る。PCIe NVMe SSDを搭載し、もう1枚のNVMe SSD(M.2)の拡張も可能(5405は拡張不可)。
置かれている場所(手、ひざ、またはデスク)を検知し、温度プロファイルを状況に応じてインテリジェントに適応させる「アダプティブサーマル」に対応する。手に持っている場合は不快感をやわらげ、デスクに置かれている場合には最大の能力で動作する。また、リフトヒンジを採用し、より快適なタイピング角度で作業でき、デバイス下部の空気の循環が改善したとする。
本モデルでは電源ボタンのデザインを一新し、キーボードにぴったりと収まるすっきりとした外観となった。電源ボタンには指紋認証リーダーを搭載する(5401は標準搭載、5501/5404/5505はオプション)。5401/5501は、オプションでNVIDIA GeForce MX 330専用グラフィックス カード(最大2GBのGDDR5グラフィックスメモリー)を搭載可能。バックライトキーボードを標準搭載し、5501/5505はテンキーも搭載する。