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または私はいかにして心配するのを止めてキーボードが打てるようになったか

在宅サラリーマンは電子タバコの夢を見るのか?

2020年06月15日 11時00分更新

文● みやのプロ(@E_Minazou) 編集 ASCII

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 4月の第一週から、編集部の在宅勤務が始まった。とはいえ、最初は軽い気持ちで、2週間したら、毎週何日かは編集部に行けるようになるんでないかいと思っていたのだが、結局、GWもといステイホーム週間をはさんで、5月末までの9週間、一度も出社せずに在宅勤務となった。

在宅勤務に必要なのは
大画面・高速ノートPCなのだ

左がレビュー用のSurfaceGo2で右が在宅勤務マシンとなったSurface Laptop3 13

 最初は13型のフツーの軽量モバイルノートつまり、いつもの取材スタイルで在宅勤務を始めたのだが、主に編集部でやっている仕事には、やはり画面が小さくて非効率だ。

 文字エディターとWEBブラウザーのウィンドウを並べて、原稿を書いたり編集する。時にExcelを起動してベンチマークテストの結果を集計する。撮った写真をACDSeeで選ぶ。Photoshopでトリミングする。誌面のラフレイアウトを組む。ウィンドウ2つまでならまだしも、3つ、4つ同時展開となると、13型ではちょっと狭すぎで、自宅でリタイヤしていた15型ノートを取り出した。

 快適にはなったが、今度は処理速度に問題がある。なにをするにもワンテンポ遅くなるのだ。とはいえ、今15インチのバリバリマシンを買うのはどうなのか。と思っていたら、インテルさんとNVIDIAさんが最新チップを発表された。「インテル第10世代Core i-HとNVIDIAのGeForce RTX 20 SUPERが発表」ですよ。つまり新機種の購入は今は待ちということになるんですよね。

 というわけで、不要不急の出社は厳禁なので、高度で最先端でITなテクノージーを駆使して、編集部において来てしまったSurface Laptop3を自宅に転送した(机上のPCを見事に梱包して発送してくれたコジマくんありがとう!!)。

 このSurfaceも13型の仲間なのだが、13.5インチで、画面が3対2比率なので面積は広い。16対9の13型ノート比で勝るのは「実面積」である。横285ミリをキープしたままでの、縦190ミリが効くのだ。特に縦である。16対9では165ミリだから、15%の差が効率をあげてくれるのだ。

 もちろんCPUはモバイル最強のアイスレイク様つまりCore i7-1065G7。G7=インテル・アイリス「PLUS」グラフィックスの後光がまぶしい。これでなんとか仕事をこなせるようになった。

サクラエビに豆菓子に新茶
なんでも通販なのである

 不要不急とはいえ、食料品は買いに行けますよね。がしかし、1日中PCに向かっていると、いろいろなお取り寄せ自慢や、お得情報が入ってきちゃうんですよね。

 駿河湾でサクラエビ解禁とか、シラス豊漁とか、新茶出荷開始とかとかで、どんどんネットで買ってしまいました。会社に通っていると、そういうものって、外食で味わったり、自宅では夕食をあまり食べない生活でしたので、お取り寄せは週末の晩御飯用だったですよ。

 それが毎日おうちごはんですから、お取り寄せにも力が入ります。おかげで同居人は、前よりいいものが食卓に上がると喜んでおりますが、反面、こいつ平日は外でけっこういいもの食ってたんじゃないか疑惑ももちあがるわけで、こちらといたしましても痛しかゆしです。

 おカメラ好きですから、もちろん撮影機材も通販しました。評価用のPCが自宅に直接届くようになったのはいいんですが、ライターさんではないので、自宅に撮影キット(写場)がなく、バック紙や照明器具やマットやバッテリーや充電器を買いましたよええ、新しいレンズもどさくさに紛れてゲットで、同居人もお取り寄せにハマってますから、毎日複数の宅急便がくるという壮絶さのあまり、こちらの余計な買い物には無頓着になってくれました。

キビしい喫煙所閉鎖からの
在宅で本数が増える理論

こちらがプルームテック・プラスのスターターキットです

 自分は喫煙者ですが、同居人との力関係もありますが、おカメラ様や鉄道模型様、ミニカー様におかれましても、たばこの煙は黄ばみを生じますので、自発的にベランダ喫煙所で吸っています。

 会社はというと、ビルの7階が編集部ですが、喫煙所は2階のみという構造上、仕事中に一服するためには、エレベーターで移動してということになります。いまどき社内に喫煙所があるだけでもありがたいのですが(総務部長さんありがとう!!)。

 以前のビルは同じフロアに喫煙室がありましたから、それに比べると、喫煙頻度は半分近くにまで減少し、2日で1箱とか、平和な節約生活になっておりました。

 しかし、3月中旬から、会社の喫煙室が閉鎖されます。3密のためということで、当時はそんなことないじゃん、換気扇ぶんまわってるからチョー空気きれいだしーーーと怒っていたのですが、今考えると、喫煙時はマスク外しますよね。あと、セキも出やすいし、仲間と話すしで、危険でした。さすがの判断です総務部長!!

 それに比べると、自宅は3歩でベランダですから、至近距離です。1日の喫煙本数は上がり、1日ほぼ1箱に戻りました。それに拍車をかけたのは、リトルシガー様の登場です。あの300円台で買えてしまう、茶色いタバコですね。

 なぜ安いのかというのはネット情報によると、シガーいわゆる葉巻は、紙ではなく、タバコの葉でまいてある製品で、税金の計算方法が違っているらしいです。とにかく庶民としては、味も香りも吸いごたえもあるタバコが1箱あたり200円安く買えますから、どんどん吸うことになり、在宅勤務とあいまって、本数増加しましたはい。

キャメル・シガー・メンソールとライトはともに360円

在宅勤務だからこそ
ながら仕事やってみたくなった

 編集部の会議はほぼすべて遠隔となって、みんなの自宅の様子が分かって、けっこうたのしいですよね。図に乗って、「オンライン家庭訪問」というLIVE番組も放送してしまいました。

 もちろん会議はリモートになったわけですが、途中でわんこが吠えるは、ニャンコがカメラ前を通るは、赤ちゃんは泣くは、ピンポーンの連打音はするは、同居人は怒鳴るは、借金取りは踏み込んでくるはで、最初は会議どころではありませんでした。

 2週間もすると、みなさん経験が増えてきて、個室やそれに近い状態を作ったり、自宅前のクルマの中から会議に参加しています(M田くんはバッテリーを上げてJAF呼びましたけどね)。

 そんななか、遠隔会議中にフツーにタバコに火をつけて吸っている人がいるんですよ。健康被害はないですが、こちら室内禁煙の喫煙者はとても吸いたくなるわけで、困るんですよね~村野さん、あれはきついです。

 そこで、タバコの電子化を目指しました。自分は新しもの好きなので、高温加熱式タバコのIQOSとgloの両方を試したことがあり、自宅で取り出して喫煙してみました。やはり高温加熱式タバコは、煙が出るんですよね。匂いがするということで、同居人からはNGが出ました。

燃焼と高温加熱は「発煙型」
低温加熱は「蒸気型」なのである

 ここで、おさらいしておこう。「高温型」の加熱式たばこは、燃焼型のふつうのタバコに近い仕組みなのだ。1本の形はまさにタバコで、葉っぱを紙で巻いた部分に吸い口がついている。この紙巻きの部分をヒーターで加熱して、発煙させるのである。燃やすのではなく、燻す感じなので、煙は多いし、匂いがするのだ。

 これに対して、プルームテックやプラスの「低温型」は、高温とはちがって、「液体カートリッジ」と「タバコカプセル」から構成される。1箱に液体1本とカプセル5個が入ってくる。

 装置内では液体を気化させて、それがタバコカプセルを通って吸入口にやってくる形である。つまり、タバコの葉から煙が出る、燃焼型や高温加熱型とは全く異なる仕組みなのだ。

 「発煙型」と「蒸気型」と分けてもいいくらいちがうのである。蒸気がタバコカプセルを通るが、もともとの蒸気は無臭なので、煙たくないのである。

 ただし、低温加熱型の「プルームテック」は、低温だけあって、喉への刺激が低く、喫煙時の吸った感に欠ける。そこで到達したのが、プルームテック「プラス」である。プルームテックよりちょっと太い筒で、低温加熱ながら、蒸気の量が多くて、吸いごたえがある。

 おかげさまで、我が家においては、プルームテック・プラスは室内での利用が許可されました。これは在宅勤務においてとても重要です。

プルームテック・プラスのしくみ。左の本体にはバッテリーと制御回路、ヒーターが組み込まれており、その右のカートリッジ内の液体を気化させ、それが右端のカプセルを通過する。

キーボード打ちながら一服という
夢の(昔の?)仕事環境を達成

 プルームテック・プラスは、最初は4種類のカプセルしかなかったが、今や11種類にも増えている。ノーマルというかメビウスの白いパッケージが6種類で、金色パッケージのメビウス・ゴールドが5種類である。

 自分はもともとメンソール系なので、白パッケージでは「コールド・ミント」が気に入っている。水色ラインのやつだ。緑色の「クリア・ミント」も試してみたら、ちょっと甘味があるが、ペパーミント感があってなかなかいいのである。

 気に入った味を交互に使えるのも、プルームテック・プラスの利点だ。燃焼型も高温加熱型も、2つとか3つの箱を開けて交互に吸うというのはシケるし、場所はとるしであまりやりたくない。

 プルームテック・プラスの場合、液体カートリッジはメンソール系なら共通なので、そのまま入れておける。タバコカプセルのほうは1つずつ密閉包装されているから、いくつ箱を開封しても装着するまでは外部と接触しないのである。

 タバコカプセルは1箱に5個入りだから、ふつうのタバコに換算すると、1個で4本ぶんということになる。つまりタバコ4本を吸うごとに新しく開封しているのと同じなのだ(あくまで個人の気分ですが)。なので、プルームテックは複数の味を楽しむのに適している。たのしいうえに新鮮なのである。

ひと箱に、液体カートリッジ(右手前の緑の袋)1本とタバコカプセル5本が入っている。

フツーのタバコから切り替えるなら
ゴールドでトライするのもオススメですよ!!

 昨年秋から発売されている、プルームテック・プラス用のカートリッジ「メビウス・ゴールド」シリーズは、吸いごたえを強化したシリーズである。濃い味の純国産特別原料「ゴールドリーフ」を使ったもので、メンソール系テイストのものは、もちろん100%天然メンソールを使用している。

 ゴールドで最初に出たのが、「クリア・ミント」と「ロースト」で、今年の4月に「マスカット・グリーン・ミント」が登場、5月末に「イエロー・ミント」と「レッド・ミント」が加わった。つまりゴールドの5種類のうち、4つまでが「ミント」系である。

 自分は、ン10年来のメンソーラーなので、ゴールドもクリア・ミントが気に入っている。白箱のクリア・ミントに比べると、タバコの香りが強く、喉の刺激もあり、当然、吸った感がより強いのである。が、もちろん無臭なので、同居人はオッケーで安心だ。できればコールド・ミントのゴールド版も出していただけるとありがたいのだ。

左がクリア・ミントで、右がコールド・ミント、中央がゴールド・クリア・ミント。

 好奇心で、ゴールドのほかのテイストも順次試してみた。「ロースト」はまさに通常のたばこの味で、メンソール系ではないみなさんにオススメの味である。「マスカット・グリーン・ミント」は文字通りブドウ味のメンソールで、予想したよりもかなり甘味を抑えたすっきりした味ですね。ほんのりマスカットなミントという感じです。

左がロースロ・ブレンドで、右がマイルド・ブレンド、中央がゴールド・ロースト。

 「レッド・ミント」はひょっとして辛いのかと思われがちですが、通常版のレッド・ミントと同じ「アップル味」でした。こちらはアップルの香りは強めで、清涼感ですっとします。

 「イエロー・ミント」は想像のとおりレモンというか、柑橘系テイストです。こちらもシトラスの香りがけっこうしますね。

 この二つはアップル・ミントとレモン・ミントという名前にしてくれたほうが分かりやすいと思いますが、白箱からのつながりでしょうか。

 JTのサイトには「プルーム・テック・プラスのたばこベイパー中成分」という情報があって、液体の成分はプロピレングリコールとグリセリン、水が混じっているようである。1パフ(1吸い)のニコチン含有量は、コールド・ミントで0.03mg、ゴールド・クリア・ミントで0.04mgとちょっと多めで、メントールは逆に0.08mgと0.07mgと、コールド・ミントのほうが多いそうだ。

電子機器だから
周辺機器を選ぶ楽しさもあるのだ

コンビニで売っている軟弱系のマウスピースが気に入っている。

 同じ加熱式のタバコとはいえ、発煙型と蒸気型のちがいはもう一つあって、口に接触するのが、一服で捨てるタバコか、ずっと使う装置か、というところ。発煙型はまさにタバコのフィルター部分を咥えるので、通常のタバコと同じだ。

 プルームテック・プラスは、くちもとギリのところはタバコカートリッジだが、前歯に当たるのは装置側の金属となる。これ、気になる人は気になるんですよ。

 そこで、マウスピースがいろいろと出ているんですよね。純正のものはプラスチックで、昔のタバコ用のヤニとりパイプのようなものです。サードパーティー製では、シリコン的な柔らかいものもあって、口当たり(というか歯当たり?)はとてもよくなります。ちなみに、このような挿す方式のマウスピースは、プルームテック用のものも、プラスに挿すことができます。

 あとは、持ち歩くのに、キャップやケースもいろいろと市販されています。通常の状態でできるキャップは純正品をふくめて使っていますが、マウスピースをつけたままでも利用できるキャップを捜索中で、タバコカプセルと一緒にどうやって持ち歩くかもなかなか考えますよね。こういう楽しみも、在宅勤務中のお取り寄せの楽しみになります。

 おタバコ愛好のみなさんも高温加熱式のみなさんも、ぜひプルームテック・プラスにトライしてみてください。楽しいですよ!!

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