弥生、個人事業主のクラウド会計ソフト市場で5年連続シェアNo.1を獲得
弥生は5月29日、MM総研が5月19日に発表した「クラウド会計ソフトの利用状況調査(2020年4月末)」において、個人事業主のクラウド会計ソフト市場のシェアNo.1を獲得したと発表。同利用状況調査におけるシェアNo.1獲得は5年連続となる。
クラウド会計ソフトの利用状況調査(2020年4月末)は、個人事業主と平成31年(2019年)分の確定申告実施者を対象に、ウェブアンケート方式で実施したもの。調査期間は4月20日~27日。回答件数は2万980事業者。
弥生が提供する個人事業主向けのクラウド会計ソフト「やよいの青色申告 オンライン」「やよいの白色申告 オンライン」は、スモールビジネス事業者のバックオフィス業務を支える「弥生シリーズ」のひとつとして「かんたん、あんしん、たよれる。」をコンセプトに2014年から提供を開始した。MM総研が2016年から開始した同調査において、毎年過半以上のシェアを維持し、個人事業主から安定した評価を得ているとのこと。
会計ソフト利用者に占めるクラウド利用率は、クラウド会計ソフトの利用状況調査が開始された2016年は9.2%だったが、2020年は21.3%という結果で、年々上昇していることが判明した。弥生によれば、今後、政府による行政手続きのデジタル化の推進や、新型コロナウイルス感染症拡大を契機としたリモートワークの普及、新しい働き方の広がりなど、事業者を取り巻く環境変化の加速が予測されるという。
弥生は「スモールビジネスの事業を支える社会的基盤(インフラ)として、日本の発展に能動的に貢献する」をミッションとして掲げ、市場をけん引する立場として、これからもバックオフィス業務の環境変化に対応した製品・サービスを提供し、日本経済の活性化に貢献するとしている。