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アップル DAWアプリ「Logic Pro X 10.5」新機能を解説

2020年05月20日 12時00分更新

文● 田口和裕 編集●飯島恵里子/ASCII

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 アップルは5月12日、プロフェッショナル向けDAW(Digital Audio Workstation)アプリケーション「Logic Pro X」の最新バージョンとなる10.5をリリースした。2013年に7月にLogic StudioからLogic Pro Xと名称が変更されて以来、最大規模のメジャーアップデートとなる今回。追加された多数の新機能を紹介していこう。

今回の目玉「Live Loops」

 最新バージョンの目玉となる機能が、Live Loops。これは従来の左から右にリニアに進行するタイムラインとは異なり、ループするサウンドクリップをグリッド状に配置し、個別にまたはまとめて再生していくことで、まるで楽器を弾いてセッションをしているような感覚で曲制作が行えるツールだ。気に入ったパターンができたら、それを改めてタイムラインに録音し、これまで通りのやり方で細かく編集することができる。

 Live Loopsは特にEDMやヒップホップといった、ドラムパターンやベースフレーズ、ボーカルなどを抜き差しすることで構成していくタイプの音楽に向いており、待ち望んでいたユーザーも多いだろう。

 実はこの機能、iOS版Garage Bandにはすでに実装されており、今回Logic Pro Xに逆輸入された形になる。

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