シチズン時計は5月19日、「The CITIZEN」から、土佐和紙と白蝶貝を文字盤に採用した限定モデル「真砂(まなご)」を発売すると発表した。250本限定で、6月10日から販売を開始する。価格は44万円。
本モデルは、歌人・林古渓(はやしこけい)作の「はまべ」に着想を得てデザインしたという。9時から10時位置にかけて配置した充電量表示部分に白蝶貝を使用し、白い砂浜に忘れ貝がひとつ優しく輝く風景を文字盤に描いたとのこと。また、モデル名は、はまべの第三節に登場する「真砂」から名付けた。
ムーブメントは年差±5秒の発光エコ・ドライブを搭載。定期的な電池交換が不要で、フル充電時・パワーセーブ作動時の駆動時間は約1.5年。ケース径は38.3mmで、ケース/バンド素材には「デュラテクトプラチナ」を施したスーパーチタニウムを採用した。防水性能は10気圧に対応し、1種の耐磁性能を持つ。
そのほか、強い衝撃などによる針ズレを防止する独自の衝撃検知機能や、針ズレが生じた場合でも自動修正する針自動補正機能、0時ジャストカレンダー更新機能などを備える。また、シチズンの時計づくりの自信と誇りの象徴として、ゴールドカラーのイーグルマークを文字盤の6時位置と裏ぶたにあしらった。
限定モデルとなる真砂は、裏ぶたにシリアルナンバーを刻印するほか、ワニ革製の替えバンド(ダークブラウン)と専用ボックスが付属する。なお、5月23日から「シチズン フラッグシップストア 東京」「シチズン プレミアムドアーズ」「シチズン コンセプトショップ」で、先行展示と予約受付を開始予定とのこと。