管理者向けのトレーニング講座や利用マニュアルを、9月30日まで無償提供
SBクラウド、リモートワークや遠隔授業に使える「DingTalk Lite」の導入支援サービスを開始
2020年05月14日 18時45分更新
SBクラウドは5月14日、アリババグループが提供する無料のコミュニケーション・プラットフォーム「DingTalk Lite(ディントークライト)」の導入支援サービスを開始した。
「DingTalk」は、アリババグループが2015年からサービスを開始したコミュニケーションおよびモバイルオフィスサービス。インスタントメッセージや音声通話、ビデオ会議、ワークフロー管理機能などを備える。
DingTalk Liteは、DingTalkのコミュニケーション機能を切り出したライト版として、4月から日本やマレーシア、シンガポール、香港、マカオで提供を開始したサービス。現在は日本語、英語、中国語(繁体字)の3言語に対応する。主な機能として、最大1000人まで参加可能なビジネスチャットや、ビデオ会議、ライブ配信、連絡先・チーム管理、スケジュール管理などの機能を備える。
組織構造に応じたチャットグループの管理が可能で、AIによるリアルタイム多言語翻訳、高画質・低遅延のビデオ会議とライブ配信といった特徴を備え、企業のリモートワーク推進や、教育機関向けの遠隔授業などに利用できるとしている。
SBクラウドの導入支援サービスでは、DingTalk Liteを利用する企業や教育機関を対象に、管理者向けのトレーニング講座の開催や、管理者・従業員向けの利用マニュアルの提供といったサポートを実施する。同サービスは9月30日まで無償で提供し、10月以降の料金体系は後日発表するとのこと。