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飛行時間は最大34分

DJI、4K/60fps対応の小型ドローン「Mavic Air 2」

2020年04月28日 17時30分更新

文● ASCII

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「Mavic Air 2」

 DJI JAPANは4月28日、コンシューマー向けドローン「Mavic Air 2」を発表した。同日より予約受付を開始し、5月21日より出荷を予定している。

折りたたんだ状態

 Mavic Air 2は、4K Ultra HD(3840×2160ドット)の動画撮影機能を搭載する折りたたみ式ドローン。大型の1/2インチカメラセンサーにより、高解像度かつ高品質の写真や動画コンテンツを制作が可能。Mavicシリーズでは初となる、4Kビデオを最大60fpsかつ120Mbpsで撮影できる。

 さらに、HDR動画、1080p/120fpsの4倍スローモーションや1080p/240fpsの8倍スローモーション撮影も可能。12MP写真だけでなく、高解像度48MP写真も撮影できる。また、3軸モーター搭載ジンバルにより、カメラのブレを補正する。新搭載のスマートフォト機能により、高度なシーン分析とディープラーニングを使用して12MP写真を記録し、3つの撮影オプションから最適なものを自動的に選択する。

 本製品では、基本飛行性能をさらに強化。バッテリー容量は3500mAhで、飛行時間は最大34分となった。DJIの独自技術OcuSync 2.0伝送技術がさらにアップグレードされ、安定したHD動画の伝送を、ドローンから最長10km(日本国内では最長6km)の距離まで可能となった。

 本製品は新たな安全機能を備え、可能な限り飛行安全性を高めたという。前方後方に配置された障害物センサーにより、ドローンが障害物に近づくと警告を発する。また、衝突を回避するためドローンがそれ以上障害物に接近しないように設定可能。さらに、本体下部に配置されたセンサーと補助ライトにより、低照度環境におけるスムーズな自動着陸などの機能をアシストする。Mavic Air 2には、離発着の多い空港などリスクの高い場所にドローンが入らないようにするため、GEOジオフェンスも装備されている。

 その他、高度操縦支援システム「APAS 3.0」、他の機体が近くにいることをドローンの操縦者に警告して安全性を高める「AirSense」技術などを搭載した。

 また、最適化されたインテリジェント機能を搭載し、迅速かつ簡単に写真や動画を撮影し、共有できる。フォーカストラックでは、被写体を選択すると自動的に追跡する「ActiveTrack 3.0」、特定の被写体周辺で自動化された飛行経路を設定する「Point of Interest 3.0」、ドローンを自由に操作していてもカメラがフレーム内で被写体を捉え続ける「Spotlight 2.0」などの撮影モードが選択できる。

 本体、バッテリー1個、送信機、必要な配線一式を含む標準パッケージ(10万5600円)と、標準バージョンの全品目に加えてショルダーバッグ、NDフィルター、充電ハブ、バッテリー3個を同梱したFly Moreコンボ(13万2000円)の2種類をラインアップする。

標準パッケージ

Fly Moreコンボ

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