東芝ライフスタイルは4月27日、大火力と火加減でふっくら粒立つ甘みのあるご飯に炊き上げるという「炎 匠炊き(ほのお たくみだき)」を新たに採用した、真空圧力IHジャー炊飯器「RC-10ZWP」など全3機種を発表。6月上旬より順次発売する。
昨今、美味しいご飯の要素として、「ツヤ」「ふっくら」「粒立ち」「甘み」がトレンドになっており、また、共働き世帯の増加から「調理時間の短縮に加え、時間が無くても、炊きたてや好みのご飯が食べたい」といった、ご飯の美味しさにこだわるニーズも増えているという(同社調べ)。
新製品では、加熱から蒸らしまで、お米本来の旨みを引き出すために、昔ながらのかまど炊きの「火加減」を追求し、加熱の「火力」と「温度」に着目。フラッグシップモデルのRC-10ZWPでは、業界トップクラスをうたう1420Wの大火力と連続加熱・連続沸騰で、ご飯の粒を立たせることに加え、新たに加熱時や蒸らし時でも適切な火力に多段階火力調節する、「炎 匠炊き」を採用。甘みを引き出す加熱を実現し、ご飯の還元糖量(甘み)をおよそ17%向上させたとする。さらに、追い炊き・蒸らし工程では、α化を促進する高温に維持し、ふっくらと粒が立つツヤと甘みのあるご飯に仕上げるという。
また、RC-10ZWPは炊飯時間を30~60分まで5分単位で選べ、「しゃっきり」「おすすめ」「もちもち」の3通りから好みの食感が選択できる「ねらい炊き」コースを新搭載。さらに、一人分からおかゆが炊ける、0.25合のおかゆ水位線を新たに追加した。また、バックライト付の大型液晶タッチパネルを搭載し、タッチ操作に対応する。