デルは4月27日、全国中小企業を対象としたテレワーク導入状況に関する調査結果を発表した。
全国の中小企業(従業員数1~99人)の経営者および会社員2197人に対してテレワーク導入状況に関する調査で、3月下旬に実施したもの。
テレワークの普及が急速に進んでいるが、8割以上の中小企業でテレワークを導入しておらず、導入率が最も高かったのは情報通信業(32%)、最も導入率が低かったのは運輸業という結果となった。また、テレワーク導入の良し悪しについては9割以上が良かったと回答し、「移動時間など時間の短縮になる」が1位となっている。
テレワーク導入の障壁となっている点には、「事業の内容により導入が難しい」が半数以上の53%を占め、事業内容による導入困難を除くと、テレワーク環境、知識、担当者不足などが問題となっているようだ。