マカフィーは4月17日、同社ニュースレターにて、在宅勤務の安全を確保する上でのポイントや、セキュアなリモートワーク環境の構築のために企業として講じるべき対策のまとめを発表した。
近年増加するリモートワークにおいて重要な点として、自宅で仕事するうえで気を付けなければいけないポイントはVPN活用とWi-Fi通信の内容を第三者に盗み見られないようすることと、クラウドサービスへのアクセス時のパスワードは2要素認証を活用する点こと。
また、会社と比べて、セキュリティー対策が充実していない自宅での仕事や個人所有のデバイスの利用ではサイバー攻撃の標的になる可能性が高まることを受け、いっそうのセキュリティーが重要となる。
同社の調査によると、企業のシステム担当者の5人に1人が自社のクラウドアプリケーションのデータを可視化できていないにもかかわらず、79%の企業が企業の管理下にない個人デバイスからクラウドサービスへのアクセスを許可しているという。従業員のクラウド利用が日常になるなか、信頼性の低いクラウドサービスの利用が、情報漏洩を引き起す恐れも。同社では、リモートワークでのセキュリティーに関する特設ページを作って解説している。
今回のリモートワークの注意点は、以下の3つの同社ブログおよび特設ページにまとめられている。