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テレワークで使いたいTSUKUMO「eX.computer note N1504K」が7万円台でコスパに優れすぎてた

2020年04月10日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII

提供: TSUKUMO

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Core i3でも2コア/4スレッドで結構イケてる

天板はスッキリとしたフラットなデザイン

 このように、スペックを見る限り安価なマシンとは思えないはず。実際に使い勝手をチェックしてみよう。

 天板はスッキリとしていて、変にロゴが入るよりも個人的にはいい。キーボードは、一部幅が狭くなっているものの、ローマ字入力であれば問題ないだろう。パームレスト部分が広いのでタイピングしやすく、タッチパッドはボタン分離型なので誤操作がない。パームリジェクションもしっかり働くので、タイピング中の誤動作は低減される。

下段にある記号部分のキートップが狭くなっているが、ローマ字入力には支障ないはず

 ベンチマークテストを行なってみた。まずは、CPUの性能を測る「Cinebench R20」から。結果は768ptsと2コア/4スレッドとしてはなかなかの数値。これぐらいでれば、ビジネスアプリで重いとは感じにくいはずだ。

「Cinebench R20」の結果

 また、PCの総合性能を計る「PCMark 10」も実行してみた。内蔵GPUのためクリエイティブ系は弱くなるものの、スコアは3219と、かなり健闘したと言えよう。

「PCMark 10」の結果

 ストレージの読み書きスピードもチェックした。「CrystalDiskMark 7.0.0」で計測したところ、シーケンシャルリードで約1700MB/s。SATA接続のSSD(540MB/s程度)よりは断然速く、NVMe接続のSSDの中でもミドルクラスの性能を示した。ストレージの読み書きスピードは、アプリの動作スピードにも大きく影響するので、この価格でNVMe接続のSSDが搭載されているのはありがたい。

「CrystalDiskMark 7.0.0」の結果

 テレカンを行なうには、ある程度のCPUパワーが必要だが、これなら十分にこなせる。テレワークで利用するマシンとしては、必要十分と言えよう。

テレワーク助成金を考えているなら

 テレワークを実施するために、早急なマシン導入を考えているのであれば、政府や地方自治体などが行なっている助成金を利用するのがオススメだ。中小企業を対象にしたものがほとんどで、たとえば東京都の場合は公益財団法人の東京しごと財団が、「事業継続緊急対策(テレワーク)助成金」として、最大250万円を助成してくれる。

 助成対象事業者の主な要件としては、

・常時雇用する労働者が2名以上かつ999名以下で都内に本社または事業所を置く中小企業
・都が実施する「2020TDM推進プロジェクト」に参加していること
・5月12日までに郵送で申請し、支給決定後6月30日までに取り組みが完了すること
・税込単価が1000円以上10万円未満のPCやタブレット、スマホ、ディスプレー、キーボード、Web会議用機器などが対象機器

 といった、さまざまな条件がある。各種申請書類やその他の条件など詳細については東京しごと財団のサイトを熟読してほしい。

 本製品は、税込み7万4580円なので単価条件を満たしており、最大33台分の助成を受けられる。また、PC以外の機器も対象なので、たとえばディスプレーも同時に導入するというのもオススメしたい。ノートPCとして15.6インチはかなりの大画面だが、作業効率を考えるとセカンドディスプレーがあったほうがいい。特にテレカンの場合、参加者のビデオを映しつつ、資料も表示するとなるとかなり手狭になってしまうからだ。

 たとえばアイ・オー・データの「KH240V」は、23.8インチのフルHD液晶ディスプレーで、IPSの性能と遜色なくコストパフォーマンスの高いADS(Advanced super Dimension Switch)パネルを採用したモデル。実売価格は1万4000円前後と非常に導入しやすい価格帯だ。D-Sub15ピンとHDMI端子を備え、ブルーライトを低減させる「ブルーリダクション2」機能や、目の負担を軽減するフリッカーレス設計なので、長時間ディスプレーを眺めがちなビジネスユースにピッタリだ。

アイ・オー・データの「KH240V」。23.8インチフルHD液晶を搭載し、スピーカーも内蔵しているので、テレカン時に音声を出力すればより聞きやすくなる

 まだまだ先が見えず、外出自粛は今後もしばらく続くことを考えると、いまだテレワーク環境を整えていない中小企業は、助成金の条件を満たすマシンを早急に選定し、申請することで導入時の負担を軽減できる。N1504K-310T/8Gは、そうした要求を満たすマシンであり、検討の価値がある製品と言えよう。

eX.computer note N1504Kシリーズ N1504K-310T/8G
OS Windows 10 Home(64ビット版)
CPU インテル Core i3-8145U
(2.1GHz / 最大3.9GHz)
メモリー 8GB(最大32GB)
ディスプレー 15.6インチフルHD(1980×1080)IPS方式液晶
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620(CPU内蔵)
ストレージ 256GB SSD(M.2 NVMe接続)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層書込み対応)
カードリーダー マルチカードリーダー(対応メディア:SD/SDHC/SDXC, MMC)
インターフェース USB 3.1(Gen 2)Type-Cポート×1、USB 3.1(Gen 1)Type-Aポート×1、USB 2.0/1.1ポート×2、D-Sub15ピン×1、HDMIポート×1
ネットワーク LANポート(1000Base-T/100Base-TX/10BASE-T)、IEEE 802.11ax/ac/a/g/n(Wi-Fi 6)、Bluetooth 5.0
Bluetooth Bluetooth 5.0
サウンド ヘッドフォン出力 / マイク入力(コンボミニジャック)×1 マイク入力(ミニジャック)×1
WEBカメラ HD画質(1280×720ドット)
バッテリー駆動時間 約4.9時間(標準バッテリー使用時最大)
本体サイズ 361(W)×256(D)×24.1(H)mm
重量 約2.2kg

(提供:TSUKUMO)

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