家のすみずみまでネットを使いたいならコレを買うのがおすすめ!
高速なWi-Fi 6対応中継器で、遠くの部屋でも快適通信! 既存ルーターのWi-Fi 6にも活躍する「RE505X」を試す
2020年04月07日 11時00分更新
コンセントに挿すだけで設置完了!? 「RE505X」はこんなに手軽に使える!
RE505Xは中継器というだけあって、とてもコンパクト。便利なのが本体に直接電源プラグを装備しており、壁のコンセントに挿すだけでスグに使えるようになることだ。こういった機器はいくら本体がコンパクトでも、ACアダプターや電源ケーブルがジャマになりがちだが、こういった悩みが一切ない。また、壁にそのまま設置できるため、置き場所を考えなくてもいいのもうれしい。
コンセントに挿してRE505Xが動作すれば、いよいよWi-Fi設定だ。この設定方法は大きく3つの方法があり、どれも簡単なので好みの方法を選ぶといいだろう。
まずひとつ目は、専用のアプリ「TP-Link Tether」を使う方法。スマートフォンやタブレットを使って設定できるため、手元で手早く設定できるのがメリットだ。具体的な設定手順は、「TP-Link_Extender」というSSIDへと接続し、管理用パスワードを作成。あとはウィザードに従って、既存Wi-FiルーターのSSIDやパスワードを入力していけばいいだけ。これで、RE505Xが使えるようになる。
ステップごとに設定していくため、Wi-Fi設定に不慣れな人でも迷うことなく設定できるだろう。
2つ目は、ブラウザーを使う方法だ。これはPCから設定したい人や、スマートフォンにアプリを追加したくない人にオススメな方法となる。
最初に「TP-Link_Extender」というSSIDへ接続するのはアプリと同じだが、続いてアプリではなくブラウザーで「http://tplinkrepeater.net/」を開くのが異なるところ。あとは多少画面は違うものの、管理パスワード設定、既存Wi-Fiルーター設定を登録していくという手順そのものは同じだ。もちろんステップごとに設定していくので、こちらも迷うことはない。
最後、3つ目の設定はWPSを使う方法だ。WPSはパスワードの入力代わりに、物理的なボタンを押すことで設定が行なえるという便利な機能。通常ならスマートフォンやPCから利用するものだが、これがRE505Xの設定でも利用できる。
やり方は簡単。ルーターのWPSボタンを押して接続設定待ちにした後、RE505XのWPSボタンを約1秒押して、LEDが点滅するのを確認しよう。あとは数分ほど待つと自動設定が終わり、、LEDが点灯に変化する。実際Wi-Fiの接続先を確認してみると、「既存のSSID_EXT」という接続先が増えているはずだ。なお、2.4GHzと5GHzの両方で設定が必要となるため、WPSでの接続設定は2回繰り返す必要がある。
どの方法も簡単なので、自分の好みの方法で接続するといいだろう。
「RE505X」は有線LANも装備! デスクトップPCや家電も簡単に、最新Wi-Fi 6化が可能
RE505XはWi-Fi用の中継器だが、実は有線LANも装備している。接続設定が終わった後でこの有線LANに機器を接続すれば、Wi-Fi子機のように使えるのが便利なところ。
より具体的に言えば、有線LANしかないデスクトップPCやHDDレコーダー、Wi-Fi 5以前の規格でしか接続できないゲーム機なども、最新のWi-Fi 6で接続できるようになるわけだ。
機器側からすれば単なる有線LAN接続となるため、難しい設定は不要。設定変更が必要だとすれば、Wi-Fi機能をすべてオフにするくらいだろう。Wi-Fiルーターへの接続は、RE505Xがすべて代わりにやってくれる。
なお、RE505Xが備えている有線LANの速度は最大1Gbps。Wi-Fi 6は最大1.2Gbpsとなっているため、ほぼ同等の速度だ。