沖縄セルラー電話とKDDIは3月31日、2019年2月から建設を進めてきた沖縄九州間の海底ケーブル「沖縄セルラー 沖縄~九州海底ケーブル」の運用を、4月1日から開始すると発表した。
東シナ海側の沖縄県名護市~鹿児島県日置市間に敷設する、全長およそ780kmの本海底ケーブルは、これまでの太平洋ルート(2本)に加え、3本目のルートになる。
回線容量は80Tbps。今後さまざまな産業や地域経済にも活用が見込まれる5Gの普及にともなうトラフィックの増加や、南海トラフ地震をはじめとして想定される大規模災害への対応を見据え、沖縄経済の発展にも貢献するとしている。