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カスタマイズし放題 !フォッシル最新世代スマートウォッチ「GARRETT HR」レビュー

2020年03月26日 09時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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GARRETT HRが搭載するスマートバッテリーモード。4つのモードがプリセットされている

使い勝手を犠牲にせず、長時間駆動を実現する「スマートバッテリーモード」

 GARRETT HRには、とても賢いバッテリー管理機能が内蔵されている。その名もスマートバッテリーモードと呼ばれるものだ。ウォッチの使い方に合わせて「毎日(日常)/拡張/カスタム/時計表示限定」の4つからモードを選んで、省電力設定が細かくカスタマイズできる。

 スマートバッテリーモードは画面を上から下にスワイプして、バッテリーのアイコンをタップすると4つのモードが選択できるようになる。ウォッチに搭載されている、ほぼ全機能をアクティブにする「毎日(日常)」を選択すると、バッテリーの消耗はもっとも速くなる。

 筆者は10日間ほど本機をテストしてみたが、「毎日」を選択すると日中普通にウォッチを活用して、夜寝る前に充電、翌朝に満充電にして出かける生活サイクルにぴたりとはまる。日中のバッテリー切れに困ることはなかった。チャージには本機専用の磁気充電対応ケーブルを使う。

黄色く囲んだアイコンをタップするとバッテリーモードを表示。さらに「カスタム」を選ぶと、スマートウォッチのよく使う機能だけをオンにして消費電力を細かく節約できる

 ほかの3つのモードは、省電力駆動に比重を置いている。例えば「拡張」を選ぶと画面スリープからの起動にボタン操作が必要になるが、心拍センサーとアクティビティトラッカーは常時オンにできるので健康管理やスポーツ用途には最適だ。Bluetooth機能の起動スケジュールも設定できるため、バッテリーの持ちも「毎日」より明らかに長くなる。

 ユーザーが必要な機能だけを常時オンにしたり、さらに細かく設定できる「カスタム」も追加したところはいかにもフォッシルらしい。頻繁に充電が必要なことから、スマートウォッチを避けてきたガジェットファンの迷いを本機が払拭してくれるだろう。

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