GPSが効かない地下でもLED光に情報を載せる光ID技術を投入
パナソニック、ARで目的地まで案内する「Osaka Metro Group案内アプリ」リリース
2020年03月16日 13時30分更新
パナソニックおよびパナソニック システムソリューションズ ジャパンは3月16日、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)のスマホ用アプリ「Osaka Metro Group案内アプリ」を開発し、提供開始した。
駅構内に設置されたARナビボードにスマホをかざすと目的地に応じた出入口やバスターミナルまでの案内ルートを画面上の動く矢印で表示し案内する。御堂筋線 梅田駅、四つ橋線 西梅田駅、谷町線 東梅田駅ではOsaka Metroや他電鉄への乗換案内、商業施設案内にも対応。AndroidおよびiOSで利用できる。利用は無料。
地下鉄駅構内ではGPSが届かないことが課題となるが、パナソニックでは光ID技術「LinkRay」を活用。LED光源から送信されるID信号をスマホで受信して情報を取得する。
アプリでは、よく利用する駅を登録しておくと「平日」、「土・日・休日」のほか、臨時ダイヤにも対応した時刻表をスマホのウィジェットで表示。外国人向け多言語表示にも対応し、同社では訪日外国人においても大阪での観光をサポートするとしている。