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新生活だけどまだPC購入できていない大学生や新社会人にもオススメ

税別9万円台で初めての1台や買い替えにも超無難な1台、1kg以下&薄型で第10世代Coreの14型ノートPC「STYLE-14FH056-i5-UCDX」

2020年03月18日 11時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

提供: ユニットコム

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普段使いならしっかり動く

 仕事やレポートで使うモバイルマシンとして、普段の作業がもたついていてはストレスの元になる。そこで、STYLE-14FH056-i5-UCDXで各種ベンチマークを計測して、どれくらいの性能を持っているのかチェックしてみた。

 おさらいしておくと、STYLE-14FH056-i5-UCDXの主なスペックは、Core i5-10210U、8GBメモリー、500GB SSD(M.2接続/NVMe対応)という構成だ。低価格なモデルだと、最近は少なくなってきたが4GBメモリーのモデルもある。メインマシンとして使うのであれば、STYLE-14FH056-i5-UCDXのように8GBメモリーはほしいところだ。

 また、SSDの容量がしっかり500GBあるのもポイント。256GBだと重めのデータやアプリを保存していると結構すぐにいっぱいになってしまう。NVMe対応のM.2接続なのもうれしい点だろう。そして、なんといっても気になるのが、第10世代Core i5のパワーだ。

 まずはパソコンの総合性能をチェックするPCMark 10を計測したところ、総合スコアが3517になった。また、ソフトウェア起動とブラウザーの描画速度を示す「Essentials」は7624、WordやExcelなどのアプリケーションの動作速度を示す「Productivity」は5748、動画編集機能や3Dグラフィックス性能を示す「Digital Content Creation」は2691だった。

PCMark 10の結果

 総合スコアはモバイルノートとしては標準的だが、Essentialsがかなりな高スコアを記録し、Productivityも高めだった。ただ、Digital Content Creationはそこそこの結果に。普段の作業は超サクサクできるのは間違いないし、ちょっとだけ写真編集したいといった用途であれば問題ないが、少しガッツリクリエイティブをとなると少しパワー不足かもしれない。

 ストレージの速度を計測する「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードで1832.41MB/秒という結果に。今や5000MB/秒近くまで出るM.2 SSDもあるが、正直普段使いではそこまで必要なく、STYLE-14FH056-i5-UCDXでも十分高速だ。実際に使っていても、OSの起動やアプリケーションの起動がもたついてイライラすることはなかった。

CrystalDiskMarkの結果

 CPUの性能を計測するCINEBENCH R20では、CPUが1223pts、CPU(Single Core)が319ptsだった。以前計測したCore i7-8550U搭載ノートのCPUの結果が1145ptsだったので、Core i5ながら2世代前のCore i7以上の性能があることがわかった。これからパソコンを買いたいという人だけでなく、モバイルノートの買い替えを検討している人にもオススメできる。

CINEBENCH R20の結果

 では、グラフィックス性能はどうだろうか。STYLE-14FH056-i5-UCDXはCPU内蔵のインテル UHD グラフィックスを搭載している。3DMarkでは、Fire Strikeが843、Sky Diverが3588、Night Raidが4007という結果に。ゲーム用途としては厳しいが、軽めのMMORPGやブラウザーゲームなどはプレイできそうだ。

 ゲーム系のベンチマークは、「ドラゴンクエストX ベンチマーク」から計測。1920×1080ドット、フルスクリーンという設定で、最高品質が3125(普通)、標準品質が3991(普通)、低品質が4606(普通)だった。

標準品質

最高品質

 ドラゴンクエストX ベンチマークより負荷が高めの「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」は、まず1920×1080ドット、フルスクリーン、標準品質(ノートPC)で計測したところ、1286(設定変更が必要)になった。解像度を1280×768ドットに変更してみたところ、2425(普通)に上がった。

1920×1080ドット、フルスクリーン、標準品質(ノートPC)での結果

1280×768ドット、フルスクリーン、標準品質(ノートPC)での結果

 ガッツリゲームプレイは厳しいかもしれないが、出張先のホテルで暇なときなどにレベル上げやちょっとブラウザーゲームを遊びたいといった程度であればこなせるだろう。

PUBG LITEも設定次第で十分遊べる

 最後にゲーミングパソコン以外でも遊べる「PUBG LITE」をプレイした際のフレームレートをFrapsで計測してみた。設定をすべて低くして、1920×1080ドットと1280×726ドットで計測した。

 1920×1080ドットでは、30~40fpsで推移しており、プレイできなくはないが普段PCゲームで遊んでいる人だと少しフレームレートの遅さを感じてしまうのではないかと思う。1280×726ドットであれば、50~60fps前後で推移していたので、普通に遊べるといった感じだった。PUBG LITEの負荷が軽めというのもあるが、モバイルノートパソコンでTPSが遊べるというのは、いい時代になったなとしみじみ感じた。

PUBG LITEプレイ時のフレームレート

税別10万円以下で数年使うメインマシンにオススメ

 以上のように、STYLE-14FH056-i5-UCDXは、税別10万円以下というリーズナブルな価格ながら、第10世代Coreに8GBメモリー、500GB SSDと普段使いのメインマシンとしては存分に使える性能を持った14型ノートパソコンだ。会社での仕事や大学のレポート作成のためのマシンとして最初に買う1台として、スペックに不安を覚えなくていい無難な構成なのが魅力だ。

 1kg以下の薄型軽量ボディーで、カバンやリュックに入れて持ち運べるので、毎日モバイルする相棒としてもオススメ。新年度から新たな生活に突入するけど、まだパソコンを購入できていないという人は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。

(提供:ユニットコム)

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