現在一歳半になる男の子を育てている新米ママです!
育児はペーペーの私ですが、たった一年半の間にも頭を抱えることが沢山ありました。
今回はその中でも特にしんどいと感じていたことをご紹介します。
我が子が生まれて約半年、ついに離乳食を始める時期がやってきました。第一子の記念すべき離乳食デビューです。10倍粥を初めて食べさせるあのワクワク感は母親ならではの感情でしょう。
ところが当初は食べてくれていた息子が、時が経つにつれ段々と食べなくなっていってしまったのです。そして気が付けば食べてくれる日がほとんどなくなってしまいました。
8ヵ月を過ぎ、息子は保育園に入園。すると保育園で出る離乳食は毎食ペロリと食べてくるのです。そこで自宅でも同じメニューを出すようにしました。ところがやはり食べないのです。息子は相変わらず母乳ばかり欲しがります。毎日作っては廃棄しての繰り返し。「ママのご飯は嫌なの?食べてよ!」と声を荒げてしまった日もありました。
息子はママが側にいるならご飯よりおっぱいがいいよ!と言っていたのかもしれませんね。
ですが焦りばかりが募った私は息子にイライラしてしまい、そんな自分にも自己嫌悪するつらい日々でした。息子が変わってきたのは1歳少し前、歯が生えてきたことで咀嚼がしやすくなったようで柔らかいものであれば食べるようになりました。
同じ月齢の子供に比べると3ヵ月ほどの遅れがありましたが、息子なりのペースで食事を楽しめるようになりました。それでも気分じゃない日はほとんど食べませんし、時間をかけて作ったものが無駄になる事も多々あります。でもどんなに美味しいものを作っても、どんなに良い環境作りをしても、子供自身が食べたくない時は食べません。
そんなとき私は友人に言われた「長い人生、たった数ヵ月離乳食が遅れてるなんて悩むだけムダ」という言葉で吹っ切れ、子供のペースに合わせることに重点を置くようになりました。
ゆっくりでも健やかに成長していればなんの心配もいりません。焦らず親子ともに食事の時間を楽しみましょう。
文● みるぽん
1歳半の息子を育てる30代ワーママ。超ワンオペ生活に悲鳴をあげつつも子育ての面白さを体感する日々。犬と猫が大好きで動物病院の看護師をしています。
アスキーキッズメルマガ 毎週土曜に配信中
アスキーキッズは毎週土曜、一週間ぶんの記事をまとめて読めるメールマガジンを配信中。人気連載「ほぼほぼ育児」をはじめ、ニュース、イベント、プログラミング教育入門、みんなの子育て体験談など、子育ての参考になる情報満載です。ご登録はこちらから。
※筆者による寄稿記事です