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企業のDXを推進するサブスクリプションサービス「DATAFLUCT service platform.」を提供開始

株式会社DATAFLUCT
2020年02月12日

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株式会社DATAFLUCT
分析インフラ構築技術、アルゴリズム、保有データを開放し、データ活用をトータルにサポートするプラットフォーム

データサイエンス・スタートアップスタジオの株式会社DATAFLUCT(本社:東京都千代区、代表取締役:久米村隼人 、以下「DATAFLUCT」)は、企業のデータ活用をトータルでサポートするサブスクリプションサービス「DATAFLUCT service platform.」を2020年2月よりスタートしました。「DATAFLUCT service platform.」は、これまでのSaaS開発業務・分析業務で蓄積してきたインフラ構築技術、アルゴリズム構築技術、保有データの一部、サービスデザインメソッドを企業向けに解放し、企業のデータ活用に必要なノウハウを網羅したサービスプラットフォームです。企業は、サービスのサブスクリプションにより、データ活用・サービス開発が導入しやすくなるだけでなく、データ活用ステージに合わせて調達を行えるため、安価且つスピーディーにDXを推進できます。DATAFLUCTは「datascience for every business.」をモットーにデータ活用エコシステムをリードし、データ資本主義のあり方をデザインしてまいります。


■開発背景
これまでDATAFLUCTは、複数のデータサイエンスを活用したSaaS提供や、様々な業種の企業との事業共創の活動を通じて、あらゆるレイヤーでデータのビジネス活用を推進してまいりました。しかし実際は、短期間で「新規サービス開発・実装」まで進むケースが少なく、”まずはセキュアな環境にデータを収集したい” 、”既存のアプリケーションに精度の高いアルゴリズムを利用したい”といった、データ活用プロセスの初歩的なステップに、複数の課題が存在することに気が付きました。

そこでDATAFLUCTでは、データサイエンス・スタートアップスタジオにより蓄積されてきた「データプラットフォーム構築技術」、「アルゴリズム構築技術」、「データ活用サービスデザインメソッド」、また、当社が収集した 商圏、市場価格、気象、衛星などの「データ」を簡単に使えるようにすることで、分析基盤の構築からサービス運営までのデータ活用に関するすべてのプロセスを支援できるように体制を構築しました。

■「DATAFLUCT service platform.」とは
本サービスは事業開発・AIアルゴリズム・インフラの3つのレイヤーで構成されています。
・DATAFLUCT sevice platform.(https://datafluct.com/#concept


3レイヤーの詳細は、次の通りです。

1.インフラレイヤー
データ活用の最初のステップは、クラウドコンピューティングで「セキュアに」「高速に」「簡単に」データ活用ができる環境構築を行うことです。当社のPaaS/IaaSには、数十名のデータサイエンティストが活用し、スピード感・コスト感・セキュリティを考慮された構築メソッドがあります。このメソッドをそのまま利用することで、分析環境構築や人材確保に掛かる時間・コストが低減し、スピーディかつ低コストにデータ活用が可能になります。

<メニュー>



Datalake:データ形式を問わず、セキュアなデータ保存環境を構築し、データ連携のみで、スピーディに分析が可能になります。
データアクセスAPI:API経由で、当社が保有する様々なデータやクラウドサービスにアクセスが可能になります。
コンテナ駆動SaaS(+CI/CD環境) :コンテナベースのアプリケーション実行環境を提供します。データサイエンティストがインフラを意識することなく、早期なサービス展開が可能になります。サービス展開に合わせてスモールスタートからスケールアップ、スケールアウトに柔軟に対応できます。


<主な特長>

高いセキュリティ基準:取り扱うデータの種類に応じて、FISC安全基準(*1)・PCIDSS(*2)基準相当のセキュリティ要件に準じた設計、運用を行い、データを安全に管理できます。
データ連携への特化:コンサルティングやSIを加えることなく、必要最低限のサービスを使うことで圧倒的な業務効率化につながります。
管理不要なお手軽さ:当社の担当と要件のすり合わせを行うだけで、以降はインフラを一切意識しなくても、サービスに合わせた最適な環境が提供され続けます。
iPaaS(*3)志向:国産のSaaSとの連携を進めており、既存のシステムをリプレイスすることなくデータを集約・活用することが可能です。
多様なデータ提供:様々なデータサプライヤーと当社が契約を結んでいるため、多様なデータを簡単に活用することが可能です。

(*1)主に金融機関向けのシステムセキュリティガイドライン
(*2)5大カードブランドが制定しているカード番号を取扱う際のシステムセキュリティ要件
(*3)iPaaSとは「Integration Platform as a Service」の略で、異なるアプリケーション同士をつなげ、データを統合したりシステムを連携させたりすることができるクラウドサービスのことを指します。アメリカでは大きく普及している反面、日本のデータ活用シーンでは国産SaaSサービスへの連携などで課題が多く、データの孤立・点在化を含めた問題が散見されており、国産SaaSサービスに対応したIpaaSの必要性が高まっています。

<ユースケース>

アイデアがあり新規のサービスを立ち上げたいが社内にインフラエンジニアが少なく環境構築のノウハウがない。
データ活用がミッションとなっているが、多くの社内システム・SaaSを導入しているためデータが点在しており、分析までたどり着けていない。
情報資産として個人情報を蓄積したいと考えているが、社内に有識者がおらずセキュリティが不安。


2.アルゴリズム
学習済みアルゴリズムにAPI経由でアクセスし、必要なだけ手軽に利用することができます。

<主な特長>


精度:数多の企業への支援を通じて、膨大なデータを元に構築され磨き上げられたアルゴリズムを自社サービスに利用することが可能です。
価格:業界での水平展開を見込んでアルゴリズムを開発しているため、安価での提供が可能です。

<ユースケース>


教師データ・学習データを用意しているが、社内にデータサイエンティストのリソースがない。
既存のアルゴリズムでは精度に満足していない。また、改善し続ける耐性がない。


3.事業開発
自社保有のデータとDATAFLUCTのアセットをフル活用して、短期間でのSaaS開発・運営を行うプログラムです。

<主な特長>

9ヶ月でβ版のローンチが可能:これまで数十ものデジタルサービスを立ち上げてきた、当社の豊富なノウハウ・知見により、デジタルサービス開発を最短ルートで実現することが可能です。例えば、デジタルサ―ビスを「共創」するプログラムではプロトタイプは、3ヶ月で、MVPは6ヶ月目で、β版は9ヶ月目に立てられるプログラムになっています。
事業へのコミット:一般的なコンサルティングや開発委託形式でなく、パートナーとの中長期的な共創を前提としたプログラムです。出資・レベニューシェア・サービス利用料など柔軟な体系での協業パターンをご用意しています。

<ユースケース>


データ活用事業開発のテーマが与えられているものの社内に経験者がおらず、何をしたらよいのかがよく分からない。
事業開発への取り組みを何度か行っているものの十分な成果が出ておらず、成功できていない理由も十分に把握できていないため、打ち手が分からない。



■DATAFLUCTとは
DATAFLUCTは、データとサイエンスの力で社会課題を解決することをミッションとしたデータサイエンス・スタートアップスタジオです。あらゆる業界・業種の枠を超え、パートナーとの共創により複数のSaaSビジネスを素早く確立します。埋もれているデータから社会・経済・技術に大きなインパクトを与える、新たなビジネス価値を生み出します。2019年JAXAベンチャー※にも認定されました。
※…JAXAベンチャー
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の知的財産やJAXAの業務で得た知見を利用して事業をおこなう、JAXAの職員が出資し設立したベンチャー企業。

■お問い合わせ先
株式会社DATAFLUCT
DATAFLUCT service platform. 責任者 鈴木慎太郎
URL : https://datafluct.com/
Email:info@datafluct.com
Twitter: @datafluct
Facebook: https://www.facebook.com/datafluct/

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