グーグルは2月6日、 Android/iOS 向け「Googleマップ」アプリの大幅なアップデートを実施した。
Googleマップは2020年で15周年を迎える。今回のアップデートでは、アイコンをグーグルのロゴの4色を取り入れたピンのデザインに変更。機能面では、公共交通機関の最新情報を強化するとともに、ARを利用したナビゲーションも機能を拡張した。
本アップデートでは、ユーザーが提供したデータをもとに、公共交通機関の最新情報を提供する機能を拡充し、ルート案内に合わせて表示する。今回追加されたのは、気温(ユーザーの体感温度)、バリアフリー設備の有無を確認できるアクセシビリティ、女性専用車両、保安要員や監視カメラの有無がわかるセキュリティなどの情報。さらに、日本のみ利用可能な車両編成機能では、より座りやすい車両がわかる。新機能は3月より提供を開始する予定。
さらに、2019年に提供を開始したARナビ機能「ライブビュー」も機能を拡張。目的地までのアシスト機能を向上し、移動距離と目的地の方向がすぐに確認できるという。
メニュー画面も変更され、画面下部のタブによく使う5つの機能が表示されるようになった。新たに追加された機能は、マップに保存した場所を整理できる「保存済み」、口コミや写真を共有できる「投稿」。他には、周辺のレストランや観光スポットに関する情報・レビューをチェックできる「スポット」、ルート検索できる「通勤」、地域のトレンドやおすすめの場所を共有する「最新」が表示される。