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AMD「Ryzen Threadripper 3990X」

約50万円! 64コア/128スレッドの「Ryzen Threadripper 3990X」登場

2020年02月09日 02時01分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII

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 第3世代Threadripperのフラッグシップモデル「Ryzen Threadripper 3990X」が登場。複数ショップで販売がスタートしている。

64コア/128スレッドのウルトラハイエンド向けCPU「Ryzen Threadripper 3990X」

 「Ryzen Threadripper 3990X」は、自作PC市場向けのCPUとしては最上位の64コア/128スレッドを備えるウルトラハイエンド向けCPU。昨年販売が始まった「Ryzen Threadripper 3970X」(32コア/64スレッド)および「Ryzen Threadripper 3960X」(24コア/48スレッド)の上位モデルで、販売価格は税抜44万9800円。税込みでは49万4780円と約50万円。発表時の価格は3990ドルで、事前の予想より安いと感じたショップ店員も多かったようだ。

パッケージは「Ryzen Threadripper 3970X」と同じ。販売価格は税抜44万9800円。税込みでは49万4780円の計算

 基本スペックは、「CCD」はRyzen Threadripper 3970Xの2倍となる8基搭載。ベースクロック2.90GHz、最大ブーストクロック4.30GHz、キャッシュ容量288MB(L2 32MB/L3 256MB)、TDPは280W。Socket sTRX4対応で、AMD TRX40チップセット搭載マザーボードで利用できる。

Socket sTRX4対応で、AMD TRX40チップセット搭載マザーボードが必要。CPUクーラーはSocket TR4世代の製品が利用できる

 販売を確認したのはパソコンショップアーク、オリオスペック、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.。

 なお、パフォーマンスについては「物理64コアCPU「Threadripper 3990X」は自作PC市場に降臨した“巨人”だった」を参照してもらいたい。

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