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プロジェクト責任者が語る「FIXER、Azure Expert MSPとってみた」 第1回

FIXER cloud.config Tech Blog

最高位パートナー認定「Azure Expert MSP」取得プロジェクトのはじまり

2020年02月06日 11時00分更新

文● 小林 勲/FIXER

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 本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「~Azure Expert MSP とってみた#1~プロジェクトのはじまり」を再編集したものです。

 はじめまして。FIXER cloud.config Division General Manager 兼 MSP取得プロジェクト責任者の“いさお”こと小林勲です。

 Blogを書く事自体が初だったりもするのでヘタクソかもしれませんが、FIXER cloud.configでは2019年6月に「Azure Expert マネージドサービスプロバイダー(Azure Expert MSP)」を取得することができたので、取得までの1年を振り返り奮闘記として残したいと思います(「Azure Expert MSPってナニ?」という方は、まず以下の記事をご参照ください)。

MSP取得プロジェクトのはじまり

 私がFIXERにJoinしたのは2018年5月。最初に携わったのが“cloud.config for Financial Services”の立ち上げでした。cloud.configをFISC安全対策基準に対応させるための具体的なアクションを検討していた時期です。なので、当初は“cloud.config for FISC”と呼んでましたね。

 当時は、まだAzure Expert MSPのプログラムが正式に日本に通知されていなかったようで(ここは未確認……)、FISCに対応させる具体的な対策として、AWSのMSPパートナープログラムの検証チェックリストを参考にしていました。

 どこから手をつけたらよいのか右往左往している内に、Azure Expert MSPの発表前にMSPを認定する「Early Onboadingプログラム」が通知され、急遽当社も監査を受けることを決定。

 ――監査まで1ヶ月ないですけど、まじっすか?

 ということで、たった3人でプロジェクトが始まりました。

初回監査

 Early Onboadingの Audit Process and Criteriaのバージョンは、有効期限が2018年12月のv1.5でしたが、ミラクルを起こし、2018年の“Inspire”に間に合わせるという意気込みで2018年6月に監査にチャレンジ。準備期間が1ヶ月もないので、本当に意気込みだけです。

 今やっている仕事の流れを簡易的なプロセスに起こしなおして、監査に挑んだものの、やはーり、考えは甘かった……。

 『まったく歯が立たない』

 この一言につきます。テストで0点を取ったような気分でした……。

“モード1マネージャ”から見た第一印象

 私、cloud.config DivisionのGeneral Managerなのですが、前職は“モード1”バリバリのメインフレーマーでした。F社のGSなんちゃらとかいうハードウェアと、MなんちゃらとかXなんちゃらというOSを動かして、「最近は磁気テープも仮想化の時代だぜー!」とか言ったり、「ISOのプロセスはバイブル。プロセスを守れねーヤツは……」とか言ったりしながら仕事をしていました。

 このモード1というのは、米ガートナー社が提唱した「バイモーダルIT」による定義です。企業ITの特性を「ウォーターフォール的アプローチのモード1」と「アジャイル的アプローチのモード2」の2種類と定義し、その2つの特性を融合させてシナジーを出していく「バイモーダルな組織」を目指すというものですね。

※バイモーダルな組織とは

 バイモーダルとは、2つの別々の作業スタイルを管理することです。
 予測可能性に焦点を当てたスタイルであるモード1と、探査に焦点を当てたスタイルであるモード2です。
 モード1は、予測可能で既知の分野に最適化されています。レガシー環境を、デジタル世界に適した状態に改良しながら活用していくことに焦点を当てています。
 モード2は探索的なもので、新しい問題を解決するために実験的なもので、不確実な部分に最適化されています。これらのイニシアチブは、短い反復を含むプロセスの間にテストされ適応されるという仮説から始まることが多く、潜在的に最小実行可能製品(MVP)アプローチを採用しています。
 どちらのモードも大きな価値を生み出し、組織を大きく変えるために不可欠であり、静的ではありません。
より革新的な(モード2)と、より予測可能な製品および技術の進化(モード1)を融合することは、企業のバイモーダル機能の本質です。
 どちらもデジタルトランスフォーメーションにおいて重要な役割を果たしています。

 ……と、そんなプロセス重視の“モード1マネージャ”の目から見ると、弊社FIXERは非常に“モード2な企業”でございますので、プロセスと思えるモノが見当たりませんでした。「実は実態が無いんじゃないの?」というのが私の第一印象でした。

 これ、また次回以降でほど綴りますが、勘違いです。

 ということで、MSPを取得するまでのプロジェクトの状況をこれからまとめていきます。次回は「MSP取得プロジェクトが全社プロジェクトになる」の巻です。

 小林 勲/FIXER

 いさお、こと小林 勲です。
 2019年2月からcloud.config DivisionのGeneral Managerをやってます。

[転載元]
 ~Azure Expert MSP とってみた#1~プロジェクトのはじまり

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