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【リーガルテック】成年後見事件向け通帳OCR機能を備えた、弁護士用事件管理ツール『LegalWin』のベータ版をリリース

合同会社LegalWin
2020年02月05日

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合同会社LegalWin
事務作業のIT化で弁護士業務の効率化が図れます

合同会社LegalWin(神奈川県川崎市、代表:橋本訓幸)は、法律事務所の共同作業を快適にする事件管理機能に加えて、成年後見事件向けに通帳を文字認識(OCR)する機能を持つツール『LegalWin』をリリースいたします。



URL https://www.legalwin.jp

■LegalWinの特徴

1.現役弁護士が開発した、弁護士業務の効率化のためのクラウド型事件管理ツール
2.ディープラーニング技術に基づいて通帳のOCRを行う機能を付加機能として搭載
3.無料プランでも30件まで利用でき、有料プランの料金は1480円/月~を予定(年額払いの場合。正式サービス開始まで、現在無料プランですべての機能を利用可能)。


■事件管理機能について(主な機能)

1.事件情報を集約して効率的な管理を行う機能を搭載。
 ◆情報の集約を実現するため、入力の手間を減らすことにこだわって作られています。
 ◆メール通知機能により、外出時もリアルタイムに事件の進捗把握が可能になります。
2.他の事務所の弁護士と特定の事件のみ事件情報を共有することも可能です(事件単位共有)。
3.その他、TODO管理機能、利益相反アラーム機能、分割払いの管理機能等、事件管理のために必要かつ十分な機能を搭載しています。







■通帳OCR機能(成年後見事件向け)について

1.通帳をスキャンしたPDFを読み取って、各取引の日付、金額、文字部分を認識します。
2.都市銀行及び神奈川県を中心とした地方銀行に対応(現在11行に対応。今後拡大予定)。
3.Excelのような操作性、取引の分類の記憶など、入力の手間を少なくする工夫をしています。








■開発者の思い

弁護士の行う業務は、労働集約的な性質が強い上に、今でもFAXが使われていたり、紙の通帳を扱わざるを得ないなど、新しい技術ややり方が導入されるのに時間がかかります。
そこで、現代の技術の成果を導入し、少しでも弁護士業務の生産性を向上する手助けをしたいと考え、LegalWinを開発しました。
裁判のIT化や、ネットバンキングの開放が十分に進んでいない現状に鑑み、当面の対応として、紙の通帳にディープラーニング技術を用いた高精度のOCR処理を施して、後見業務を効率化する機能を搭載しています。
特徴的な機能を持ちながらも、リーズナブルな価格を設定しているのは、手軽に利用していただけるようにして、新しい技術が早く導入されるようにしたいという思いからです。
「LegalWin」は、今後も資料の調査や検索に多大な労力と時間をかける必要がある弁護士業務の現状に対し、効率化を図る機能を開発していきたいと思っています。

■LegalWin
https://www.legalwin.jp


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