ファーウェイ通信 第116回

アクティブノイズキャンセリング＆完全ワイヤレスか、ネックバンド型か、ファーウェイのイヤホン2製品どっちを選ぶ!?

扱いやすくスマホに直接挿して充電できるのも便利な
「HUAWEI FreeLace」

　続いては、もう1つのファーウェイ製イヤホンであるHUAWEI FreeLaceを見ていく。

　HUAWEI FreeLaceは、チタン合金とシリコンの形状記憶ケーブルを首にかけて使うタイプのBluetoothイヤホン。最大の特徴は、音量調節ボタンのある部分が分離する構造になっており、取り外すとType-C端子が出現。そのType-C端子をType-C OTG対応のスマホに差し込むだけで急速充電、さらにファーウェイ製スマホであればペアリングも可能なことだ。

ネックバンド部分の途中が取り外し可能になっており、USB Type-Cの端子が直接現われる

　これはファーウェイの独自技術で、「HUAWEI HiPair」と呼ばれている。通常のBluetooth機器では、設定画面から何ステップかの操作が必要なところ、この技術ではすぐに使えるようになるため、とても手軽だ。対応するファーウェイ製端末は、EMUIのバージョンが9.1以上かつ、Bluetooth対応モデル（一部の端末は対象外）となっている。

一部を除く、現行のファーウェイ製スマホに差し込むことで、ペアリングが完結する。充電も可能

　なお、HUAWEI FreeLaceのバッテリー駆動時間は、音楽の連続再生が約18時間、待ち受けは約12日間。また、HUAWEI FreeLaceはIPX5の耐水設計のため、汗をかいたり急な雨に降られても安心だ。ネックバンド部分は柔らかな質感で、首にしっかりフィットして装着感も安定しているため、ランニングやウォーキングなどのスポーツ時に使用しても快適だ。

左右のイヤーピース部分はマグネット接続スイッチを内蔵。音楽再生や通話に使用していない状態でお互いをくっつけておくと、自動的にスリープモードに入る

最新トレンド採用の先進性なら「HUAWEI FreeBuds 3」
取り扱いのしやすさ重視なら「HUAWEI FreeLace」

　HUAWEI FreeBuds 3は完全ワイヤレスとアクティブノイズキャンセリングという、イヤホンの世界における2大トレンドを盛り込みながら税抜で2万円を切る価格が大いに魅力。どうせ購入するなら最新機能を体験したいというガジェット好きはもちろん、飛行機移動が多かったり、カフェなどの少し騒がしい場所で集中したいといった人にもオススメと言える。

　一方のHUAWEI FreeLaceは、ペアリングの手軽さや取り扱いのしやすさが抜群で、とにかく気軽に日常使いできる。ネックバンド型には紛失しにくいというメリットももちろんある。IPX5の耐水設計のためスポーツ時での使用も安心で、さまざまな場面で気を使わずにワイヤレスイヤホンを利用したい人に適したモデルだろう。

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　HUAWEI FreeBuds 3とHUAWEI FreeLaceはファーウェイ・オンラインストアのほか、家電量販店、ECサイトなどで販売中。HUAWEI FreeBuds 3のカラバリは今回メインで紹介したレッドエディションに加えて、セラミックホワイト、カーボンブラックの3色。市場想定価格はレッドエディションが税抜1万9800円で、セラミックホワイトとカーボンブラックが税抜1万8800円。HUAWEI FreeLaceのカラバリはアンバーサンライズ、グラファイトブラック、エメラルドグリーンの3色。市場想定価格は税抜7480円。

 

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