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スピーカー内蔵し、電話ができる新Falster

スカーゲン初Snapdragon Wear 3100搭載スマートウォッチ「Falster 3」レビュー

2020年01月15日 08時00分更新

文● 松下典子 編集●飯島恵里子/ASCII

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ケース径42ミリ、素材はステンレススチール。3時位置にスクロール機能のあるリュウズ、2時と4時の位置にカスタマイズ可能なプッシュボタンを備える

レザーとシリコンのツートンでナチュラルな雰囲気と機能性を両立

 レザーストラップは裏面にシリコン素材が張り合わされており、適度なやわらかさとクッション性がある。心拍トレッキングには、心拍センサーを皮膚に密着させなくてはならないが、それほど締め付けなくても手首にフィットしてずれにくい。また、アクティブシーンでも汗染みを気にせずに着けられるのがうれしい。

背面に2つの心拍センサーを搭載。周囲の2重の円がワイヤレス給電の端子部分

ストラップ幅は22ミリ。裏面はシリコン素材で通気性を確保する溝がある。ずれにくいのでしっかり心拍が測れる

充電中は、Falsterシリーズではおなじみの線画キャラクター「ダンくん」のアニメーションが、表示される。フル充電にかかる時間は約2時間

時計のマイクとスピーカーで通話ができる

 Falster 3は、スピーカーを搭載したことで、時計で電話の応答ができるようになった。iPhoneとAndroidに対応した「電話」アプリがプリインストールされており、ペアリングしたスマートフォンがFalster 3の接続範囲内にあれば、かかってきた電話を受けてそのままFalster 3の内蔵マイクからハンズフリーで話せる。

 また、連絡先に登録されている相手に電話をかけたり、着信履歴からかけなおしたりするのも、スマホを操作することなく、Falster 3だけで実行できるのは便利だ。

専用の「電話」アプリはiPhoneにも対応。電話番号を入力するか、着信履歴や連絡先から相手を選んで電話をかけられる

スマホにかかってきた電話を時計で受けて、そのまま内蔵マイクとスピーカーで会話できる

「タイル」で知りたい情報がパッとわかる

 Falster 3に搭載の最新Wear OS by Googleでは、左に画面をスワイプすると、さまざまな情報の表示に切り替わる「タイル」機能が加わった。「タイル」は、スマホのホーム画面に並べるウィジットのようなものだ。標準では、Google Fitの目標達成度、天気予報、次の予定の3つが登録されており、いちいちアプリから選ばなくても、画面をするっとなぞるだけで確認できる。

タイルに表示する項目の追加や削除は、スマホの「Wear OS」アプリで設定できる

 天気や予定は、右にスワイプして表示されるGoogleアシスタントからも表示できるが、1画面にパッと大きく表示されるのはわかりやすい。標準の項目以外にも、ニュースや心拍数、タイマーといった項目の追加や並べ替えられる。

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