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ディスプレーやキーボード、マウス、インターフェースなどの外観をチェック

23.8型の4辺狭額ディスプレーとおしゃれなデザインが目を引く一体型デスクトップPC「ESPRIMO WF1/D3」

2020年01月10日 16時00分更新

文● 市川 編集●ASCII

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富士通クライアントコンピューティングの一体型デスクトップパソコン「ESPRIMO WF1/D3」

 富士通クライアントコンピューティングの一体型デスクトップパソコン「ESPRIMO WF1/D3icon」は、2019年10月に販売された「ESPRIMO FHicon」シリーズのカスタムメイドモデル。インテリア空間に溶け込むおしゃれなデザイン、没入感と映像美をもたらす23.8型の4辺狭額ディスプレー、自分好みの構成に変更できるカスタマイズ性が魅力だ。

 標準スペックはCeleron 4205U、4GBメモリー、1TB HDDなどといった構成で、光学ドライブにDVDスーパーマルチドライブを採用している。CPUやメモリー、ストレージなどの構成を自由にカスタマイズできるほか、テレビ機能を搭載することも可能だ。なお、試用機はテレビ機能搭載モデルである。標準スペック(テレビ機能なし)の価格は15万1580円からだが、21%クーポンを適用すると11万9748円からとなっている(1月9日現在)。

 今回は、ESPRIMO WF1/D3iconの外観を紹介する。

ESPRIMO WF1/D3:外観のポイント

・鮮明な映像美が魅力の狭額ベゼルの23.8型ディスプレー
・インテリア空間に溶け込むおしゃれなデザイン
・見やすく、そして分かりやすいインターフェース

鮮明な映像美が魅力の23.8型ディスプレー

映像美を楽しめる23.8型ディスプレーと、インテリア空間に彩りをもたらす外観のデザイン

 ESPRIMO WF1/D3iconのディスプレーは左右のスタンドに支えられ、下部にはキーボードとマウスを収納できるほどのスペースが確保されている。インテリア空間に彩りを与えてくれる外観のデザインと、23.8型ディスプレーの美しさに引き込まれた。

ディスプレーを支える左右のスタンドで、ディスプレーの角度を調整できる。なお、製品版にはディスプレーを支えるスタンド部分の先にカバーが付いている

 23.8型ディスプレーの解像度は1920×1080ドットで、没入感を高める4辺狭額フレームを採用。スーパーファインLH液晶を搭載しているため、映像視聴時などに、画面に光が映り込んで気になることはほとんどなかった。もし、それでも光の映り込みが気になる場合は、ディスプレーの角度を調整してみるといいだろう。試しにYouTubeの動画やテレビ機能を使って番組を視聴してみたが、没入感ある映像美を堪能できた。加えて、ディスプレーを見やすい角度に調整できるため、快適さを感じることが多々あった。

 ESPRIMO WF1/D3iconに付属するキーボードとマウスは、コンパクトかつおしゃれなデザインが印象的だ。ガンメタリック調の色合いが筐体のデザインにフィットしているように感じた。いずれも無線タイプで、有線ケーブルによる収納の煩わしさに悩まされることはない。ディスプレーの下部にあるスペースに収納するといった使い方ができそうだ。キーボードとマウスの使用方法は筐体の電源を入れ、それぞれの電源をオンにすればすぐに使える。

ディスプレー上部には電源ボタン(左)と本体内蔵のウェブカメラ(右)が

 ESPRIMO WF1/D3iconのディスプレー上部には、電源ボタンとウェブカメラを備えている。電源ボタンはディスプレー上部だけでなくキーボードに搭載されているため、Bluetoothの範囲内であればどこでも気軽に起動できるのがいい。

見やすく、そして分かりやすいインターフェース

背面には、CONNECTボタン、USB 3.0(Type-A)が3基、有線LAN端子、電源端子、アンテナ入力端子を備えている

 続いて、ESPRIMO WF1/D3iconのインターフェースについて紹介しよう。背面にはUSB 3.0が3基、有線LAN端子、電源端子、アンテナ入力端子(地上デジタル、BS・110度CSデジタル対応)を搭載する。

左側にはBlu-ray Discドライブが内蔵されていた。なお、標準モデルはDVDスーパーマルチドライブで、オプションで変更可能だ

右側にはダイレクト・メモリースロット、miniB-CASカードスロット、HDMI出力端子、USB 3.0(Type-A)が1基、USB 3.1(Type-C)が1基、ヘッドフォン・ラインアウト兼用端子、マイク・ラインイン兼用端子を備えている

 試用機の筐体左側には、カスタマイズオプションの1つであるBlu-ray Discドライブが内蔵されていた。高画質な映画鑑賞はもちろん、ディスクの読み書き、保存も可能だ。右側にはダイレクト・メモリースロット、miniB-CASカードスロット、HDMI出力端子、USB 3.0(Type-A)が1基、USB 3.1(Type-C)が1基、ヘッドフォン・ラインアウト兼用端子、マイク・ラインイン兼用端子を備えている。

Blu-ray Discドライブは、高画質な映画鑑賞だけでなくディスクの読み書き、データの保存も可能だ

 背面、左右に搭載したインターフェースは、いずれもシンプルに配置されているのが特長だ。場所がわかりやすいうえに、必要なインターフェースを確認するために無駄な動きをしなくていい。首を軽く傾けるだけで左右のインターフェースを確認できるほか、筐体を軽く左右に回すだけで背面のインターフェースを確認できる。確認するための動きを極力軽減してくれる、コンパクトなデザインが魅力的に思えた。

 外観については以上。次回は、ESPRIMO WF1/D3iconの使い勝手について紹介しよう。

ESPRIMO WF1/D3の主なスペック
CPU Celeron 4205U/Core i3-8145/Core i7-9750H
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 610(Celeron)/インテル UHD グラフィックス 620(Core i3)/インテル UHD グラフィックス 630(Core i7)
メモリー 4GB/8GB/16GB/32GB
ディスプレー 23.8型ワイド(1920×1080ドット)、スーパーファインLH液晶
ストレージ 1TB HDD/256GB SSD+1TB HDD/256GB SSD+3TB HDD/512GB SSD+1TB HDD/512GB SSD+3TB HDD/1TB SSD
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ/Blu-ray Discドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth v4.2
インターフェース HDMI出力×1、USB 3.1(Type-C)×1、USB3.0(Type-A)×2、USB2.0(Type-A)×2/HDMI出力×1、USB3.1(Type-C)×1、USB 3.0(Type-A)×4(Core i7選択時)
内蔵カメラ 約92万画素ウェブカメラ
電源 約32W(テレビ機能あり)/約33W(テレビ機能なし)
サイズ/重量 およそ幅558×奥行167~176×高さ362~370mm/約6.5kg
OS Windows 10 Home(64bit)
富士通 FMV ESPRIMO FH

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