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小さな会社の兼任IT担当者、ネットギア「Insight」で社内ネット環境を整える第4回

スマホアプリがアップデートを通知、そのまま数タップ、数分でアップデート完了の仕組み

ネットギアInsight、ファームウェア更新もアプリでタップするだけ

2020年01月08日 08時00分更新

文● 谷崎朋子 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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(※このストーリーはフィクションです。ネットギア以外の実在する人物・組織には一切関係ありません)

新機能の追加もあり、ファームウェアはいつも最新のものにしておこう

 ゴチソー弁当の営業部、そして製品開発部に、新しい無線LANアクセスポイントを設置したケンタロウ。設置後、特にトラブルは起きておらず、営業部メンバーからも製品開発部メンバーからも「ネット環境が快適になった」と感謝されている。

 営業の仕事の合間に、ケンタロウはときどきスマホに入れた「NETGEAR Insight」アプリを立ち上げ、2台のアクセスポイントが問題なく稼働していること、そこに何台もの業務PCが接続されていることを確認してはニヤニヤしている。“兼任IT担当者”としての責任を果たせている実感があって、ちょっとうれしいのだ。

 そんなある日、いつものようにInsightアプリを立ち上げてみると、アクセスポイントの表示のそばに、これまでに見たことのないメッセージが表示されている。「新しいファームウェアが利用可能です」。

Insightアプリを立ち上げると、見たことのない表示が……?

 思い返すと、ケンタロウがアクセスポイントを設置したときに、ファームウェアが自動アップデートされたことがあった。また新しいバージョンがリリースされたということだろう。“兼任IT管理者”としてやるべき仕事ができたので、ケンタロウは少しうれしい。

 「よーし、じゃあファームウェアのアップデートとやらをしてみようかな」。ケンタロウはそうつぶやきながら、スマホ画面をタップした。

 アクセスポイントなどのデバイスが内蔵するソフトウェア(ファームウェア)も、スマホにインストールするInsightアプリも、しばしば新しいバージョンがリリースされる。それをインストールして更新する作業がアップデートだ。

 ソフトウェアがバージョンアップされる理由としては、バグ修正やセキュリティ問題の解消、さらに機能強化や新機能追加などもある。いずれにせよ、最新バージョンに更新して損をすることはなく、常にアップデートし続けることが大切だ。裏を返せば、メーカーからきちんとアップデートが提供されるということは、メーカー内の開発ライフサイクルがうまく回っており、その製品が健全な状態にある証拠だとも言える。

このファームウェアバージョンでは、バグ修正に加えて新機能(キャプティブポータル)が追加されている(画面はネットギアのサポートWebサイトより)

 Insightスマホアプリは通常、モバイルOS(iOSやAndroid)の機能によって自動的にアップデートされる。特に意識しなくても最新版を使っているはずだ。一方で、アクセスポイント(を含むInsight対応デバイス全般)のファームウェアは、デバイスの再起動が必要になるため、Insightアプリからアップデート操作をする必要がある。とはいえ、操作は数回タップするだけなのでとても簡単だ。

Insightデバイスのファームウェア更新はアプリを数回タップするだけ

 以下、ケンタロウがゴチソー弁当に導入しているアクセスポイント「WAC505」で説明しよう。まず、新しいファームウェアが利用可能になると、Insightアプリのネットワークロケーション画面で、デバイスのステータス欄に「新しいファームウェアが利用可能です」と表示される(前出画面を参照)。

 そのデバイス表示をタップすると、デバイスごとの詳細情報画面が表示される。ここでも画面上部に「新しいファームウェアが利用可能です」と表示されており、その横には「今すぐアップデート」のボタンがある。これをタップすると「ファームウェア」の画面が開く。

 ファームウェアの画面では、アップデートができる(新しいバージョンのファームウェアがリリースされている)デバイスが一覧表示される。その横には「更新」ボタンが表示されている。

デバイス詳細画面で「今すぐアップデート」をタップ

ファームウェア画面で「更新」ボタンをタップ2

 更新ボタンをタップすると、ファームウェアをアップデートするかどうかの最終確認画面が表示される。画面下部の「続ける」をタップすると、アップデート処理(ファームウェアの更新とデバイスの再起動)が行われる。

 なお、最終確認画面に表示される英語の警告文は、上段が「ファームウェアをアップデートすると、インターネット接続が最大5分間中断されることがあります」、下段が「アップデート処理中は、デバイスのネットワーク接続を切断したり、電源をオフにしないでください。更新が完了するまで、デバイスからイーサネットケーブルやACアダプタのケーブルを抜かないでください」という内容だ。デバイスの再起動によって数分間、ネットワーク接続ができなくなるので、業務時間外に実行したほうがよいだろう。

アップデート実行前の最終確認画面

アップデート実行中。終わるとデバイスが自動的に再起動する

 アップデート処理が完了するとデバイスの詳細画面に戻る。「ファームウェアバージョン」の欄に緑色のチェックマークが入っていれば、これが最新バージョンである証だ。

ファームウェアのバージョン更新完了。緑色のチェックマークが最新バージョンの印だ

 このように、Insigt対応デバイスのファームウェアアップデートは数回のタップだけで完了する。今回、筆者は3分程度で作業が完了した。

 なおインターネットに接続していない特殊な環境などでは、Insightアプリからのアップデートができない場合がある。その場合はまず、ネットギアのサポートWebサイト(https://netgear.jp/supportinfo/)にアクセスし、「データダウンロード」のリンクからたどって、そのデバイス用の最新版ファームウェアをPCにダウンロードする。次にWebブラウザからデバイスのIPアドレスに直接アクセスし、デバイスにファームウェアをアップロードしてアップデート処理を実行する。

 Insightアプリをポチポチタップしていくと、ファームウェアのアップデートはあっさり完了してしまった。あまりに簡単すぎて少しがっかりしたケンタロウだったが、デバイスの台数が増えたときのことを考えると、このくらい簡単なほうがありがたいかもしれないと思い直す。何よりも、あまり詳しくないケンタロウでも安心して作業ができ、アクセスポイントを常に最新の状態に保つことができる。誰でもできる、というのが重要だ。

 「――おーい、ケンタロウ君。この見積書の件、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」。おっと、部長が呼んでいる。今日の“兼任IT担当者”はこれくらいにして、本業のほうも頑張らなくっちゃ。

(提供:ネットギア)

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