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1ポートあたり60W給電対応のモデルも

ネットギア、スマホで管理できるPoE++対応のスマートスイッチ3製品

2020年02月27日 18時00分更新

文● ASCII

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PoE++ (IEEE 802.3bt) 60W給電対応の「GS110TUP」

 ネットギアジャパンは2月27日、PoE++ (IEEE 802.3bt) 60W給電対応の「GS110TUP」「GS710TUP」と、全24ポートがPoE+対応の「GS724TPP」のスマートスイッチ3製品を発売した。

 PoE++ (IEEE 802.3bt) とは、LANケーブル経由で最大90Wの電力を対向デバイスに給電できるPoE (Power over Ethnernet) の新規格。 PoE++への対応が将来予定されているIEEE 802.11ax対応の無線アクセスポイント、PTZおよび4K IPカメラ、各種センサーや照明、オーディオスピーカーなど、従来のPoE/PoE+ (IEEE 802.3af/802.3at) の供給電力では足りない大型デバイスもLANケーブル1本で接続が可能になるという。また、 PoE/PoE+規格との互換性があるため、既存の受電デバイスも継続して利用できるとする。

 3機種ともネットギアが提供するネットワーク機器のクラウド管理ソリューション「Insight(インサイト)」に対応。 Insight対応のLANスイッチや無線APを導入すると、無料の日本語対応モバイルアプリを使用して外出先からでもスマートフォンでオフィスネットワークのモニタリングや、トラブルシュートが可能になる。ネットギアでは今後すべての製品がInsightで管理できるようになることを目指すとしている。

 GS110TUPは、4ポートがPoE++対応 (1ポートあたり60W)、 4ポートがPoE+対応 (1ポートあたり30W) で合計240Wの電力を供給可能な、 10ポート (RJ45ギガビットポート×9、SFPポート×1) のスマートスイッチ。デスクトップのほか、壁掛けやラックマウントでの設置も可能。価格は8万9100円。

「GS710TUP」

 GS710TUPは、8ポートがPoE++対応 (1ポートあたり60W) で、合計480Wの電力を供給可能な10ポート (RJ45ギガビットポート×9、SFPポート×1) を搭載。価格は12万6500円。

「GS724TPP」

 GS724TPPは、全24ポートがPoE+対応で1ポートあたり30W、合計で380Wの電力を供給可能。価格は11万5500円。

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