高性能さと18万5865円という値段の手頃さが魅力
GALLERIAで人気No.1のGeForce RTX 2070搭載PCは高コスパでエアフロ―優秀
2019年12月19日 09時00分更新
サードウェーブが販売する「GALLERIA XF」は、高性能さと18万5865円という値段の手頃さから人気ナンバーワンとなっているゲーミングデスクトップパソコンだ。基本的なスペックは、CPUがCore i7-9700K、GPUがGeForce RTX 2070 SUPER 8GB、メモリーが16GB、ストレージが512GB SSDと2TB HDDのデュアルドライブ構成となっている。
今回は、GALLERIA XFの外観を中心に、ケースの使い勝手などを見ていこう。
インターフェースが豊富でエアフローに優れたケース
GALLERIA XFは、およそ幅207×奥行き520.7×高さ450.2mmというミドルタワータイプ「ガレリア専用 KTケース」を採用している。
前面には5インチベイが4スロット備わっている。基本構成では光学ドライブは付属しないが、オプションでの搭載も可能だ。その下には3.5インチスロットがあり、さらにその下にはUSB 3.0端子が2基、SD/microSDカードリーダー、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子、リセットボタン、電源ボタンが並んでいる。最下段は、HDDの冷却を行なうための吸気口となっている。
背面には、マザーボードからUSB 2.0が2基、USB 3.1 Gen1が4基、PS/2コネクター、有線LAN端子、マイク入力端子、ライン出力端子、ライン入力端子がそれぞれ配置されている。ビデオカードにはHDMI出力が1端子と、DisplayPortが3端子並ぶ。そして最下段には、電源端子を配置している。
KTケースは排熱にはかなり気を配っているモデルであり、左右パネルもそれは同様だ。左サイドパネルには大きな吸気口があり、オプションでファンの搭載も可能。右サイドパネルには、小さいながらもマザーボードを冷却するための空気孔がある。さらに上部にも広い排熱孔を搭載しており、正面と底面から吸気して、上部と背面から排熱するといった流れだ。
自力での拡張もしやすいメンテナンス性
内部を見てみると、まず目に入るのは整理されたケーブル類だ。綺麗にまとめられているので、自分でパーツの換装や追加を行なうときにもわかりやすく、各種スロットへのアクセスが非常にやりやすい。
拡張性が高いのもGALLERIA FXのポイント。とくに、5インチベイの下に配置されたストレージ用のトレーはパネル側に引き出す形式なので、増設・換装といった作業が非常に簡単に行なえる。また、ネジを使わず、専用のガイドで挟み込んでレールを通すだけで搭載できるスクリューレスシステムになっている。
今回の紹介で、GALLERIA FXは外部も内部も利便性を考慮した作りになっていることがおわかりいただけたことだろう。パソコン初心者だけでなく、自分で拡張をしたいという中級、上級者にもうってつけの一台だ。次回は、GALLERIA FXのパワーをベンチマークで計測していく。
GALLERIA XFの主なスペック | |
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CPU | Core i7-9700K(8コア/8スレッド、3.60GHz) |
グラフィックス | GeForce RTX2070 SUPER 8GB |
チップセット | Intel B365 Express(ATX) |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD+2TB HDD |
光学ドライブ | - |
インターフェース | USB 2.0×2、USB 3.0×2、USB 3.1 Gen1×4、DisplayProt×3、HDMI出力×1、ライン出力×2、ライン入力×1、マイク入力×2、有線LAN端子、SD/microSDカードスロット、PS/2コネクターほか |
電源 | 650W(80PLUS BRONZE) |
サイズ/重量 | およそ幅207×奥行き520.7×高さ450.2mm/約13.9kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |