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確定申告をもう一度おさらい!

確定申告、個人事業主が年内にできる節税対策まとめ

2019年12月27日 11時00分更新

文● 松下典子 編集●飯島恵里子/ASCII

提供: 弥生

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領収書がなくても経費に計上できる!

 通常、経費として計上するには、領収書やレシートが必要ですが、券売機で購入した運賃や、取引先へのご祝儀や香典など、そもそも領収書やレシートがもらえないケースがあります。祝儀などは金額が大きいので、経費として計上したいですよね。

出金伝票を書いたら、同じ内容を「かんたん取引入力」の「支出」に入力。「やよいの青色申告/白色申告 オンライン」の入力画面は伝票と形式が似ているのでわかりやすい

 こうした領収書がない経費については、「出金伝票」に支払った相手先、日付、内容、金額を記録します。出金伝票は100円ショップやコンビニでも売っているので、1冊用意しておくのがお勧め。ご祝儀や香典の勘定科目は「接待交際費」、摘要には、内容や会場などを書いておきます。結婚式や葬儀に参列した場合は、その日付が記されたお礼状などと一緒に保管しておくと後で確認しやすいです。

 ネット通販で領収書が発行されない場合は、決済画面やショップからのメール、購入履歴のページをキャプチャーした画像などを保存しておきましょう。

「やよいの青色 オンライン」にモバイルSuicaを口座連携すれば自動的に交通費が取り込める

 交通系ICカードでの運賃は、ICカードのチャージ機で履歴を出力しておけばOK。ただし、鉄道会社によっては直近100件までなので、不足分はスケジュール帳などを参考に、路線、日付、区間、料金を書き出しておきます。

 モバイルSuicaであれば、利用履歴が保存されるので記録する手間がかかりません。「やよいの青色申告 オンライン白色申告 オンライン」では、口座連携機能でモバイルSuicaの利用履歴を取り込んで自動的に旅費交通費として記録できます。

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