『逃げるは恥だが役に立つ』の戸井田園子さん、ウェブメディアで連載を持つ小沢あやさんが登壇
「ホットクックで子どもと過ごす時間が増えた」LIFE UP プロモーションのトークショーが開催
2019年12月03日 15時00分更新
一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)は11月23日から、二子玉川の蔦屋家電において、働くママや女性たちにスマートライフのある暮らしを紹介する、とうたうイベント「LIFE UP プロモーション 〜赤ずきんちゃんのスマートライフな一日〜」を開催している。期間は2020年1月13日まで。
LIFE UP プロモーションは、IoT家電・機器や情報プラットフォームと連携したサービスを生み出す、さまざまな事業をサポートする取り組み。IoT家電・機器を活用したサービスを利用契約した消費者は、ポイントやディスカウントなどの特典がもらえる。
11月30日には同イベントの一環として、働くママのライフスタイルや家事・育児の悩み、スマート家電やIoT家電の活用法などを話し合うトークショー「スマートライフでもっと楽しいママライフ」を開催した。
スペシャルゲストとして、大人気のテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の家電コーディネートを務めたことで知られる家電アドバイザーの戸井田園子さん、ウェブメディアでの連載を持つコンテンツプランナーの小沢あやさんが登壇。MCはラジオリポーターでパーソナリティーの松岡とし子さんが務めた。
戸井田さんは、スマート家電を「家電とネットが繋がる」ことが前提であるとし、「ネット上の情報を家電が取得することで、今まで以上にきめ細やかな対応が賢くできる。すごく平たいところでは、遠隔操作ができるようになることが挙げられます」と説明する。
さらに、その先には、洗濯機と空気清浄機や、空気清浄機とエアコンといった「家電同士が繋がる」段階があると語った。たとえば、電子オーブンレンジで秋刀魚を焼くときにモードを押すと、空気清浄気が煙や匂いが出ることを予測して効果を強化する、といった具体例が挙げられるという。
ロボット掃除機は「時短」ではなく「時産」になる
1つ目のトークテーマは「“時産家電”を知ろう!」。時間を短くする「時短」といったネガティブな言葉ではなく、自分や家族などの大切な人のために使える時間を作り出す「時産」をテーマに話を繰り広げた。
この言葉を考案した戸井田さんは「家電とか、いろいろ便利なものを使うことで、私たちの限られた24時間のうち、自分とか家族とか大切な人に使える時間を増やそうということで、『時産』という言葉を考えました」と前置きし、「掃除というジャンルだと、コードレスの掃除機は効率よく掃除できるので『時短』にはなるんですけど、ロボット掃除機になると、時間が生まれるので『時産』になります」と解説していた。
2歳児の母でもある小沢さんは「家事の時間を家電が短くしてくれることで、子どもと手を繋ぎながら踊るとか、子どもと向き合える時間が生まれたと思うので、『時産』ってすごく良いワードだと思います」と感想を述べた。
「ホットクックで子どもと過ごす時間が増えた」
2つ目のトークテーマは「⼦育ての味方︕スマートライフ活用術」。洗濯や料理に活用できる最新のスマート家電に話が及んだ。
小沢さんは子どもが生まれる前から、食洗機や乾燥機能付きの洗濯、ロボット掃除機を準備していたという。「共働きってすごく大変なイメージが強かったので、ちょっとでも時間を産めるように整備しておきました。『これがあったらもうちょっと時間が増えるなあ』と思ったものを後から買い足した感じですね」と話す。
戸井田さんは、最新の洗濯機に関して「『朝、乾燥まで回そうかな? 外に干していこうかな?』と悩んだときに、洗濯機がネットと繋がることで、天気予報を入手できるようになるので『今日は午後から雨予報だから、乾燥までした方がいい』といった情報を教えてくれます」と説明した。洗濯物の汚れにあわせて、最適な洗浄やすすぎの時間を教えてくれる機能などもあるという。
また、戸井田さんは料理にも言及。最新の調理家電は「『魚料理が少ないな』とか『最近、野菜の料理を作っていないな』と思うとアドバイスしてくれたり、『急に寒くなってきたから、今日はこんな料理はどう?』とか『暑くなってきたからビタミンB1のこれはどう?』とかアドバイスしてくれます」と解説していた。アプリと連携して献立を提案してくれる機能も挙げられるとのこと。
小沢さんは「共働きなので、調理家電に頼りきりですね。子どもが小さいときはミルクとかあげれば良かったんですけど、幼児食が必要になると、煮物とか料理しなければいけないものが増えたので、調理家電を買い足しました」と語る。
なかでも、食材と調味料を入れるだけで料理できるとうたう、シャープの「ヘルシオ ホットクック」が小沢さんのお気に入りだという。「子どもがウロウロと歩き出したり、後追いしてきたりしたときに、火を長時間付けておくのが本当に怖くて」と前置きし、同製品を「ほっとくだけでいいので、その間に子どもと一緒にテレビを観たり、プラレールで遊んだり、子どもと過ごす時間が増えたと思います」と絶賛していた。
トークショーは、戸井田さんと小沢さんがそれぞれ感想を述べて締めくくった。戸井田さんは「今、調理ジャンルでのスマート化の話をしましたが、洗濯や掃除の領域にもスマート化は広がっていますので、調理に興味を持っていただいた方は、次に洗濯や掃除と、ちょっとずついろんなジャンルで試していただければいいと思います」と述べた。小沢さんは「家電はなんとなく整理したつもりでしたけど、家電同士の連携までできていなかったので、いっぱい調べて導入してみようと思いました」とまとめた。
(次ページでは「ホットクックで美味しそうな角煮が完成」)