グーグルは11月28日、メッシュWi-Fiの「Google Nest Wifi ルーター」(以下ルーター)と、通信範囲を広げる「Google Nest Wifi 拡張ポイント」(以下、拡張ポイント)を11月29日に発売すると発表した。
メッシュWi-Fiと拡張ポイントで家全体をカバー
ルーターは、2018年に発売したGoogle Wifiよりも最大2倍の速度と最大25%広い通信範囲と、性能を強化した。ルーターと拡張ポイントを組み合わせることで、最大約300平方メートルをカバーできるとうたう。
また、前世代のGoogle Wifiと混在した利用も可能。
「Google Home アプリ」でセットアップや管理が簡単
配線終了後のセットアップは、「Google Home アプリ」で実施。友人や親戚が来た場合など、ゲスト用のネットワークのセットアップやQRコードによるパスワード共有、デバイスの優先順位付け、ネットワークの速度テスト、パスワード変更などが一元管理できる。
Google Home アプリを利用することで、子供用のデバイスがインターネットに接続できる時間の管理やアダルトサイトへのアクセスを自動でブロックすることも可能だ。
拡張ポイントは、Google アシスタントとスピーカーを搭載しているため、音声コントロールに対応している。スマートスピーカーのように利用できるほか、「OK Google, Wi-Fiの通信速度を教えて」と問いかけることで、デバイスの通信速度を確認できる。
「隠されない」インテリアに馴染むデザインを採用
既存のWi-Fiルーターは、黒くアンテナが目立つようなデザインが多く、家庭内ではクローゼットや棚の中に隠されてしまいがち。ルーターを隠すことで棚などが障壁となり通信速度に影響が出てしまうが、アロマディフューザーのようなインテリアに馴染むデザインを採用したことで、ルーターが本来持つ性能を存分に発揮できるとしている。
Google Nest Wifi ルーター単体は1万9800円、Google Nest Wifi 拡張ポイントの単体は1万8150円、Google Nest Wifi ルーターとGoogle Nest Wifi 拡張ポイントのセットは3万1900円。
11月29日より、Google ストアや家電量販店などで販売を開始する。
●主な仕様